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覚えておくとラク!「頑固な人」の心理と上手な接し方

2024.08.11

仕事や日常生活で頑固な人との関わり方がわからない。こんな悩みを抱えている方も少なくないのではないだろうか。頑固な人との会話を「話が通じない」「めんどくさい」と感じてしまうのは、相手の心理を知らないことに原因があることもしばしばだ。

そこで今回は、頑固な人の特徴や心理を解説する。頑固な人との接し方についても紹介するので、日々の会話や説得に悩んでいる方はぜひ参考にしてほしい。

頑固とは

まずは、頑固という言葉の意味を改めて確認しよう。

■頑固の意味

頑固とは、意見や態度を頑なに変えない様子や性質を指す言葉。頑固な人とみなされると、「めんどくさい」「人の話を聞かない」と捉えられる可能性もあるため、過度な頑固さには注意が必要だ。

また、人の性格を表す以外にも、「頑固な汚れ」「頑固な咳」のように、しぶとく取り付いて離れない様子を指すこともある。

■頑固の英語表現

頑固を英語で表現する場合、「stubborn」と表現する。頑固な・強情なという意味に加え、頑強な、手に負えないといった意味を持つ。

【例文】

He is known as a stubborn person.

(彼は頑固な人として知られている)

■頑固の類語

頑固の類語としては、以下が挙げられる。

意固地

意固地は「いこじ」と読み、頑なに意地を張り、自分の意見を押し通すことを指す言葉。頑固は時に長所を示す意味で使われることもあるが、意固地は主にマイナスのイメージで使われる。

【例文】

意固地になって反論してしまった。

強情

強情は意地っ張りで、一度決めたことを貫き通す態度を指す言葉。自らの非を認めない様子を表す際に使うことが多く、頑固よりも対人関係を前提にして使用することが多い。

【例文】

強情さが仇となって話し合いが進まない。

頑固な人の特徴

次に、頑固な人の特徴を紹介する。特徴を把握することで、頑固な人との付き合い方や自分が頑固だと思う点を改善する際の参考になるはずだ。

■誤りを認めるのが苦手

頑固な人の特徴としてまず挙げられるのは、誤りを認めるのが苦手な点。「自分が間違っているはずがない」との過度な自信が、頑固な態度の原因となることがある。長年積み重ねた経験や思考は、特に頑固さに繋がりやすいので注意が必要だ。

■主張を曲げない

自分の主張を曲げないことも、頑固な人の特徴として挙げられる。これも自分の考えが正しいと思い込んでいることが原因の場合が多く、柔軟に意見を受け入れることができない状態に陥りがち。

また、否定的な意見に対して過剰な反発をしてしまう場合もある。自らの頑固な態度を顧みる場合には、相手の気持ちを考えながら意見を伝えることを意識しよう。

■価値観を押し付けがち

自らの価値観を押し付けがちになる点も、頑固な人の特徴。自分の考え方が正しいと思っていると、周囲の人も自分と同じように動くべき、と考えてしまうもの。

このような場合、周囲の人が多様な考えを持っていることを考慮できないことが多い。自分が絶対に正しいという固定観念を持たず、自分が間違っている可能性を考慮することが、頑固な態度を変えるうえでは重要になる。

頑固な人の心理

頑固な態度の裏には、過去の経験による心理的要因が潜んでいることが多い。ここからは、頑固な人の代表的な心理状態を紹介しよう。

■自己肯定感が低い

頑固な人の心理としてありがちなのが、自己肯定感が低いこと。劣等感から他者に自分を認めてもらいたいあまり、意見を曲げることができなくなり、頑固な態度として受け取られてしまう。また、自己肯定感が低いことを隠すために頑なな態度を取ってしまうケースがあることも覚えておこう。

■過去に傷ついた経験が影響している

頑固な人の心理には、過去に傷ついた経験が影響していることも多い。傷つくことを恐れるあまり、自分が間違っていることを受け入れられない状態になっていく傾向にあるからだ。

自分に対する意見や反論を批判や敵対心として受け取ると、頑固な態度を取ってしまいやすくなるので注意しよう。

頑固な人との接し方

ここからは、頑固な人との接し方を紹介する。ここまで解説した内容を踏まえて、頑固な人との関わり方を再考してほしい。

■相手の価値観に歩み寄る

頑固な人への接し方として特に大切にしたいのは、相手の価値観に歩み寄る点。ここまで解説したとおり、相手が頑固な態度を取ってしまう原因には過去の経験から来る心理的な要素が関連していることが多い。

頑固な態度を取られた際、こちらが対立する姿勢を見せるのではなく、相手への理解を深める姿勢を見せることが大切だ。相手のことを思って歩み寄る姿勢を感じてもらえば、相手も徐々に意見を受け入れる気持ちへと変わっていくはずだ。

■相手の意見を受け入れる

相手に歩み寄ることに加え、相手の意見をしっかりと受け入れることも重要。反対意見を述べたいときも、相手の意見を一旦受け入れてから意見することを意識しよう。相手の意見に耳を貸すことなく反論する場合とは、相手の心情も大きく異なる。

まずは相手の意見を深く理解し共感を示したうえで、自身の反論を述べることが大切だ。

■強く反論しない

反論する際には、強く反論しないことにも注意しよう。人は強い言葉を投げかけられると反発をしたくなるもの。「でも」「だって」のような言葉も不快感を抱かせてしまうため、口癖と自覚している人は注意しよう。

相手が「攻撃されている」と感じないよう、語気や態度にも気を配ろう。冷静な会話をすることが、頑固な人との対話において重要だ。

※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。

文/編集部

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