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ストイックな人のイメージは人によってさまざまだ。かっこいいと感じる人もいれば、熱く厳しい性格が怖いと感じる人、孤独なイメージを持っている人、こだわりが強く、面倒くさいと感じる人もいるかもしれない。
本記事では、ストイックの意味や、ストイックな人の特徴を詳しく解説する。ストイックでかっこいい人になるポイントもまとめているので、気になる人は参考にしてみよう。
ストイックな人とは?
ストイックな性格に憧れる人は多いだろう。しかし、イメージだけで正しい意味を知らない人もいるのではないだろうか。はじめに、ストイックの正しい意味を解説する。英語で表現する方法や例文も紹介しているので参考にしてほしい。
■ストイックの意味
ストイックとは、克己的、禁欲的なさまを指す。克己的とは、己の欲望や邪念に打ち勝つこと。したがって、ストイックな人は自分自身の欲望に打ち勝てるメンタルを持った人といえるだろう。
一般的には、周囲に流されることなく、自分に厳しく努力ができる人と考えられる。また、「ストイック」の言葉は、相手を尊敬する気持ちを込めてポジティブに使われることも多い。
■ストイックな人はめんどくさい?
中には、ストイックな人が持つ情熱やこだわりから「苦手」「嫌い」「めんどくさい」などとイメージする人もいるかもしれない。
しかしストイックな人は、必ずしもめんどくさいわけではなく、他者を裏切らない心の強さも持ち合わせている。
見方によって長所に思えたり、短所に思えたり、それはストイックな人に限らず、あらゆる性格に対して言えることだろう。
■ストイックな人を英語で表すと?
ストイックは外来語だが、英語の「Stoic(ストイック)」は、感情を露にせず、我慢強いさまを意味しており、日本語の「ストイック」とは少々ニュアンスが異なる。日本語のストイックに近いニュアンスを英語で伝えるなら、以下のように表現すると良いだろう。
・Strict with oneself
「自分に厳しい」の意味。彼(彼女)が自分に厳しいことを英語で表現する場合は「Strict with him(her)self」となる。
・Disciplined
自分を律して行動する様子を表す。
【例文】
I’m always strict with oneself.
(私はいつも自分に厳しくしてしまう)
He is disciplined.
(彼は規律正しい)
ストイックな人の特徴5選
ここではストイックな人の特徴を5つ紹介する。自分自身に当てはまっている部分があるかチェックして楽しんでみてほしい。
■1.真面目な性格
不真面目な人が、自分に厳しく、物事に対して真摯に取り組む姿をイメージするのは難しい。反対に、真面目な人は無意識のうちに自分に厳しくしていることも珍しくない。真面目なふるまいによって、周りの目にはストイックな人に映っていることもあるだろう。
■2.完璧主義
高い目標を掲げ、成し遂げたい気持ちを強く持つ完璧主義者は、性格がストイックな傾向にある。目標や目的を成し遂げるためには、辛く厳しい努力も惜しまない。完璧主義な人にとっては、途中で投げ出してしまうことの方が、辛く感じてしまうのだ。
■3.どこか自信のあるオーラ
ストイックな人は日頃から当たり前のように努力をしており、自信のあるオーラを感じることも。「オーラ」といっても、もちろん周りに何かが見えるわけではない。胸を張った姿勢や表情から、自信を感じられるのが特徴だ。
■4.何事も諦めない忍耐力
思うような結果が得られない日や、困難な状況に陥る日もあるだろう。しかし、そのような日も踏ん張って乗り越えるのがストイックな人だ。諦めずに努力を続けられる忍耐力も、ストイックな人の特徴といえるだろう。
■5.活力を感じる顔つき
自信や意志の強さ、積極的な意欲が表情に表れているケースも珍しくない。ストイックな人は、顔つきや雰囲気だけでも周囲をポジティブなムードにしてくれるだろう。
ストイックでかっこいい人になるには
ストイックな人はかっこいいと思われることが多く、憧れている人も多いだろう。
とはいえ、すぐに諦めてしまったり、忍耐力がなかったりする人でもストイックな人になれるのだろうか。ここでは、ストイックな人になるポイントをいくつか紹介しよう。
■忍耐力を意識する
ストイックな人になるには、忍耐力は欠かせない。はじめは難しいかもしれないが、常に自身の忍耐力を育てるような意識で物事に取り組んでみると良いだろう。
■なりたい自分像を常にイメージする
言葉で目標を掲げるのも大切だが、イメージも重要だ。なりたい自分像だけでなく、「なりたい自分像になれた時の気持ち」まで具体的にイメージしてみよう。目標を達成し、爽快感にあふれた気持ちまでを想像すると、モチベーションの維持にも繋がるだろう。
■自己管理を徹底する
ストイックな人は自己管理を徹底している。自己管理とは、例えば以下のような内容だ。
・規則的な生活
・バランスの良い食事
・定期的な休息時間の確保
・スケジュール通りに物事に取り組むこと
がむしゃらに頑張るだけでは、いつかパフォーマンスが保てなくなってしまう。自己管理を徹底することも、目標の達成には重要な要素といえるだろう。
■何事も後回しにしない
やるべきことを後回しにすると、予定が崩れるだけでなく、後回しにしたものを片づけることさえ面倒になってしまうことも珍しくない。こうなると、目標達成からは遠のいてしまうだろう。面倒なことは先に済ませることや、何事も前倒しで取り組む癖をつけることで、忍耐力が見につき、「やればできる」と自信も湧いてくるのだ。
※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。
文/編集部