一度かかるとなかなか治らない咳の症状。ゆっくり休みたいと横になっても咳が出て体力が削られ、つらい思いをしたことがある人も多いと思う。
そこで大正製薬は、15歳以上69歳以下の生活者6,504人を対象に「咳で悩む生活者」にフォーカスした調査を実施した。
咳がつらくなるタイミング1位は「夜に眠る前、眠っているとき」
かぜ薬のパブロンを販売している大正製薬が行った調査では、じつに生活者の約半数がこの1年間で咳症状に悩んだということが判明。
さらに、38.2%の人が「1年前より咳症状で悩む回数が増えた」という結果となり、咳に悩む生活者が多くなっていることがわかった。
咳の症状の原因として最も多かったのは「風邪(65.0%)」で、次に「アレルギー(29.9%)」、その後は「新型コロナウイルス(25.9%)」、「インフルエンザ(15.3%)」と、流行している感染症が原因であることが判明した。
咳で辛くなるタイミングに傾向があるのかを確認するため、辛くなったタイミングについて聞いたところ、「夜に眠る前(48.3%)」、「眠っているとき(37.4%)」、「朝おきてすぐ(31.9%)」の順で多くなっている。
また、なかでも最もつらいタイミングとして、「夜に眠る前(30.4%)」、「眠っているとき(28.1%)」と、58.5%の人が「夜」につらくなるという結果であった。
なぜ、咳は夜に辛くなるのか。その理由は、大きく2点あるといわれている。
1つ目は、副交感神経が優位になるためである。副交感神経が優位になると、気管が狭まるため、咳が出やすくなるといわれている。2つ目は、体勢の問題である。仰向けで寝ると、鼻水や痰がのどに流れやすくなるなどから、咳が出やすくなるといわれている。
みんながおこなっている対処法を紹介!
ここでは、みなさんが普段行っている咳の対処法を紹介しよう。
「のど飴をなめる、うがいをする、水分を頻繁にとる」、「喉を保湿する、喉を温める」など、のどを労わる行動が多く見受けられた。
一方で、「レンコンの搾り汁を飲みます」、「ガーゼマスクの中に生タマネギのスライスを入れて、寝るときにつける」など、一見変わった対処をする人がいることもわかった。
調査概要
調査主体:大正製薬株式会社
調査方法 : 株式会社ジャストシステム「Fastask(ファストアスク)」を用いたインターネットリサーチ
調査期間 : 2024年5月21日~2024年5月28日
調査対象 : 15歳以上69歳以下の生活者
有効回答数 : 6,504人
関連情報
https://www.taisho.co.jp/
構成/Ara