住みたい街(駅)トップは6年連続で梅田A
1位は6年連続で、梅田A[梅田・大阪梅田(阪急神戸線)・大阪梅田(阪神本線)・大阪・北新地・西梅田・東梅田を統合]。2位は3年連続で天王寺A[阿倍野(地下鉄谷町線)・阿倍野(阪堺電気軌道上町線)・大阪阿部野橋・天王寺(地下鉄御堂筋線)・天王寺(JR大阪環状線)・天王寺駅前を統合]となった。3位は、2年連続で高槻A(高槻・高槻市を統合)がランクインしている。
■街の住みここち(駅)ランキング<駅:TOP20、因子別:TOP5>
・「生活利便性」因子では、周辺に商店街やスーパーなどが揃っている大阪市内に位置する天満A(扇町・天満を統合)・天神橋筋六丁目(北区)、蒲生四丁目(城東区)、あびこ(住吉区)などの評価が高くなっている。
・「交通利便性」因子では、地下鉄谷町線沿線の谷町六丁目A(谷町六丁目・松屋町を統合)・四天王寺前夕陽ケ丘や、谷町四丁目など、大阪市内の各主要駅までアクセスしやすい駅の評価が高くなっている。
・「静かさ治安」因子では、豊能郡豊能町に位置するときわ台・光風台や、茨木市に位置する彩都西、吹田市に位置する南千里など、再開発により整備された郊外のニュータウンの評価が高く、特にトップ3の駅(ときわ台・彩都西・光風台)は、偏差値80台の極めて高い評価を得ている。
■TOP20外の駅 因子別順位トピックス
・生活利便性の1位は天満A(JR大阪環状線)、2位は天神橋筋六丁目(地下鉄谷町線)、3位は蒲生四丁目(地下鉄今里筋線)。
・行政サービスの2位は山田(阪急千里線)、3位は箕面(阪急箕面線)。
・静かさ治安の1位はときわ台(能勢電鉄妙見線)、3位は光風台(能勢電鉄妙見線)。
・賑わいの1位はなんばA(JR関西本線)、3位は中崎町(地下鉄谷町線)。
・物価家賃の1位は千林大宮(地下鉄谷町線)、2位は樽井(南海本線)、3位は岡田浦(南海本線)。
・防災の3位は帝塚山(南海高野線)。
※「住みここち(駅)ランキング」の昨年の順位が「-」となっている駅は、昨年の累計回答者数が30名未満だったため、ランキングの集計対象外。
※因子別の順位で偏差値が50未満の場合は「-」と表示。
住みたい街(自治体)トップは2年連続で大阪市北区
トップ3は、1位大阪市北区、2位東京23区、3位西宮市で、いずれも2年連続でのランクインとなった。5位は、吹田市が昨年6位から順位を上げてトップ5入りを果たした。
■街の住みここち(自治体)ランキング<自治体:TOP20、因子別:TOP5>
・「生活利便性」「交通利便性」「賑わい」の各因子では、いずれも大阪市中心部の評価が高く、トップ5はすべて大阪市の行政区となった。また、「生活利便性」「交通利便性」の因子の1位は、大阪市福島区という結果になっている。
・「静かさ治安」因子では、郊外の新興住宅地である豊能郡豊能町・箕面市が、昨年に引き続き高い評価を得ている。また、自然豊かな住宅地の南河内郡河南町・三島郡島本町の評価も昨年に引き続き高い。
■TOP20外の自治体 因子別順位トピックス
・静かさ治安の1位は豊能郡豊能町、2位は南河内郡河南町。
・物価家賃の2位は南河内郡河南町、3位は大阪市西成区。
・防災の1位は豊能郡豊能町、3位は南河内郡河南町。
※因子別の順位で偏差値が50未満の場合は「-」と表示。
調査概要
調査方法/株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者/大阪府居住の20歳以上の男女合計6万4137名を対象に集計。
調査期間/
2024年2月21日(水)~3月14日(木):2024年調査(回答者数:1万2986名)
2023年2月17日(金)~3月15日(水):2023年調査(回答者数:1万3006名)
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:1万3011名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:1万4217名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査(回答者数:1万758名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査(回答者数:159名(※2019年は一部の回答のみ使用)
計6万4137名
関連情報
https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/清水眞希