注目したい米国高配当銘柄
ここでは、配当利回り3%以上の注目すべき米国高配当株銘柄を紹介します。配当利回りと株価は執筆時点(6/19)のデータです。
【IBM (IBM)】
配当利回り: 3.94%
株価: 170.55 USD
業種: テクノロジー
【ベライゾン・コミュニケーションズ (VZ)】
配当利回り: 6.74%
株価: 40.08 USD
業種: 通信
【シェブロン (CVX)】
配当利回り: 4.26%
株価: 153.33 USD
業種: エネルギー
【フィリップ・モリス・インターナショナル (PM)】
配当利回り: 5.10%
株価: 101.24 USD
業種: タバコ
【ジョンソン・エンド・ジョンソン (JNJ)】
配当利回り: 3.40%
株価: 1 45. 65 USD
業種: 医薬品
【コカ・コーラ (KO)】
配当利回り: 3.10%
株価: 62.63 USD
業種: 飲料
【マクドナルド (MCD)】
配当利回り: 2.64%
株価: 250.79 USD
業種: 飲食
【AT&T (T)】
配当利回り: 6.28%
株価: 18.405 USD
業種: 通信
【アルトリア・グループ (MO)】
配当利回り: 8.77%
株価: 44.80 USD
業種: タバコ
【エクソン・モービル (XOM)】
配当利回り: 3.51%
株価: 109.38 USD
業種: エネルギー
高配当株の難しさ
あくまで筆者自身の投資経験ですが、高配当株投資は成長株投資よりも難しいと感じることが多くあります。なぜなら、株式投資をする中でニュースになるような目立つ銘柄は、株価が大きく上昇する個別株が多くあり、高配当株は地味に映ることがあるからです。
ちょうど執筆時点で半導体大手エヌビディア(NVDA)の株価がマイクロソフトを上回り、時価総額世界一の企業となりましたが、こうした株価の上昇を見込まずに配当目的で投資をするということは、経済市況にぶれないことがとても重要になります。
投資家自身が好む投資スタイルは、いざ投資をしてみるまでわかりません。
とはいえ、あくまでも投資手法の一つとして、また暴落時にも配当金が得られるリスクヘッジとして捉えるのであれば、多くの投資家にとって有益な投資手法だと思います。
実際、筆者自身もポートフォリオに高配当株を組み入れています。
おわりに
今回は高配当株の特徴とメリット、デメリットについて解説しました。紹介した高配当銘柄は、米国株の中でも特に人気の銘柄ですが、そのほかにも高配当人気銘柄はたくさんあります。こうした種類の豊富さも米国株の魅力の一つです。
ぜひ投資を検討する際の参考にしていただければ幸いです。
文/鈴木林太郎