DIME MAGAZINE
観光庁が発表した2024年1₋3月期の訪日外国人消費動向調査によると、台湾人の旅行消費額は2,512億円で2番目の多さとなった。また香港人は1,543億円となり5位だった。台湾人、香港人の消費額を合計すると、首位となる中国の3,526億円を上回った。
このように、インバウンド消費を支えている台湾および香港からの訪日観光客は、どんな旅を志向しているのだろうか？
ジーリーメディアグループはこのほど、運営する台湾人・香港人向けの訪日観光情報サイト「樂吃購（ラーチーゴー）！日本」のユーザーを対象に、日本旅行に関するアンケートを実施し、3767の有効回答を得た。
調査結果.1 台湾人・香港人の8割強「日本で動物を見たり触れ合ったりできるスポットに行きたい」
調査では、日本を訪れた際に動物を見たり触れ合ったりできるスポットに行きたいかどうか聞いた。最も多かったのは「できれば行きたい」で68.2％となった。また「絶対に行きたい」は14.2％となり、全体の82.4％が「日本で動物を見たり触れ合ったりできるスポットに行きたい」ということがわかった。
また、「絶対に行きたい」または「できれば行きたい」と答えた人に、こうした場所で何をしたいか複数回答形式で聞くと、1位は「動物と一緒に写真が撮りたい」で76.3％、2位は「動物にエサをあげたい」で72.6％となった。このほか、「小動物を抱っこしたい」との回答は52.3％で、3番目の多さとなった。
調査結果.2 日本で見たり触れ合ったりしたい動物 1位「キツネ」2位「鹿」
日本を訪れた際に動物を見たり触れ合ったりできるスポットに「絶対にいきたい」または「できれば行きたい」と答えた人に対し、動物の種類について複数回答形式で聞いた。1位は「キツネ」（63.2％）で、唯一過半数以上の票を集めた。次に多かったのは「鹿」で、47.2％となった。またペットとして親しまれている猫（40.5％）や犬（35.3％）もランキングの上位となった。
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