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シリーズ累計178万部の人気エッセイを主演・草笛光子で映画化した「九十歳。何がめでたい」が公開

2024.06.21

100歳を迎えた作家・佐藤愛子の「九十歳。何がめでたい」を映画化

直木賞をはじめ数々の文学賞を受賞して、2023年11月5日に100歳を迎えた作家・佐藤愛子のベストセラーエッセイ集「九十歳。何がめでたい」が実写映画化。「九十歳。何がめでたい」として、2024年6月21日より公開される。

監督は2021年に公開され大ヒットとなった『老後の資金がありません!』の前田哲監督、実在の主人公・作家の佐藤愛子を演じるのは、昨年の10月22日に90歳を迎え、さらに活躍の幅を広げる草笛光子だ。今作では“世の中を痛快に一刀両断する90歳の作家”という役どころに挑んでいる。

100歳の現役作家と90歳の現役俳優の、めでたいふたりのタッグで、「生きづらい世の中」に悩むすべての人に贈る、現代社会を〝一笑両断〟する笑いと共感の痛快エンターテイメント映画の誕生だ。

そんな映画公開を前に、本編映像が解禁となった。

公開されたのは、草笛光子演じる作家・佐藤愛子と孫娘の桃子(藤間爽子)が、タクシーで移動中に運転手(三谷幸喜)と世間話で盛り上がる場面。

「無線タクシーに電話をかけたんだけど30分も繋がらなかったわ」とボヤく愛子に「昨今はスマホで呼べるんですよ」と教える運転手。

「スマホなんて持ったことない」と嘆く愛子に運転手も「便利なのか不便なのかわけのわからない世の中になりましたねえ」としみじみと同調してみせる。

その後もスマホ談議に熱が入り、なんでもスマホで楽に解決してしまう現代人に対して「てめえの頭と身体使って生きてみろって言ってやりたいんですよ!」と啖呵を切る運転手に思わず愛子も「よく言った!」と返したところで映像は終了。

この後も、精算しようとする運転手が黙り込んでしまうほどに、ヒートアップした愛子が次々と愛子節を炸裂させるのだが、気になる続きはぜひ劇場で。

■公開された映像はこちらから

各界著名人から寄せられたコメント

90歳になってもなお、パワフルな愛子を見事に演じてみせた草笛光子に対して、草笛と親交の深い俳優の水谷豊が「草笛さんは実は佐藤愛子さんだったのではないかと、まんまと思わされました。楽しくて切なくて、人生の全てが愛しくなる映画です」と語るなど、著名人からコメントが届いているので、その一部を紹介したい。

※敬称略・順不同

森永卓郎(経済アナリスト)
誰もが避けられない90歳という「平凡」を草笛光子の突出した演技力という「非凡」が鮮やかに浮き彫りにしている。こんなに高いリアリティの作品は、二度と生まれないだろう。

最相葉月(ノンフィクションライター)
何度も爆笑しましたそして、エンドロールで泣きました。一度作家、一生作家。この映画は75年の長きにわたり喜怒哀楽を共にしたすべての読者と、編集者への愛子先生からの感謝状だと思いました

荻原博子(経済ジャーナリスト)
90歳を超えた主人公に元気をもらうのはもちろん、世の中についていけず自信を失った多くの人に、中年編集者を通して希望を与える。生きていくことを前向きに考えることで幸せが来る、と教えてくれる映画です。

山口恵以子(小説家)
加齢による衰えや不調を隠さず描いているので、愛子先生の気持ちの強さが一層光って見える。断筆を破って執筆を再開すると、顔の表情だけでなく、体の動きまで若々しくなる草笛光子の演技も秀逸だ

ねこまき(作家)
あの大ヒット作誕生の陰にこんな熱い攻防戦があったとは!名コンビ!迷コンビ?久々に声を上げて笑って気持ちがふわっふわに軽くなりましたそして迫りくる老後に焦って怯えてヘトヘトな心に活を入れてもらいました!

東国原英夫(政治評論家/テレビコメンテーター)
アクティブシニアの代名詞というべき佐藤愛子先生のお人柄がギュッと詰まった、爽快で心温まる名作。66歳の僕もまだまだ若輩者。本作品を観れば、年を取るのが楽しみである!と感じること間違いなし。

和田秀樹(老年精神科医)
老いて研ぎ澄まされる人間観察力を見事に駆使する佐藤愛子さんの生きざまを、年輪を重ね見事な表現力で演じる草笛光子さんが伝えてくれる。中高年も高齢者も仕事が人間を再生させる真理は人を元気づけるものだ。

坂東眞理子(昭和女子大学総長)
見る人を笑わせ、ほろっとさせ、そして元気にする映画でした。エッセイは佐藤愛子さんの文章力に感心しましたが、今回は草笛光子さんの演技力が印象に残りました。草笛さんが佐藤さんか、佐藤さんが草笛さんか、魂が乗り移ったような演技は迫力満点です。

彦摩呂(タレント/レポーター)
この映画を観ると何度も生き直せる、人生の蘇生術。まさに90歳のAEDや〜!

綿矢りさ(作家)
猛々しいエネルギーを放つ佐藤愛子先生の魅力が、これでもかぐらいに詰まった映画。百歳のサクセスストーリーは、全年齢の人間を勇気づけ、生きようって思わせてくれる。面白いおばあさんって最高だ!あっぱれ!

江原啓之(スピリチュアリスト/オペラ歌手)
笑って涙して。珠玉のぼやき。珠玉の情け。そこにあるのは珠玉の人生讃歌。人間を見つめ続けてきた作家の生き様が言葉にたましいを宿らせる。人生に無駄はない。佐藤愛子という珠玉の人間が、そこにいた。

樋口恵子(NPO法人高齢社会をよくする女性の会名誉理事長)
もう一息がんばって生きてみようかと思える映画です。生きていく上で人間関係は不可欠です。人とつながって、励まされながら人生を終えられたら、人生は成功と言っていいんじゃないでしょうか。

田原総一朗(ジャーナリスト)
90歳。なにがめでたい。と宣言しながら前向きに意欲的に生き、今まで書いてきたエッセイを、もう書かないといいながら書きつづけている佐藤愛子さんの逞しい意欲と魅力を十分感じさせまたそれを演じる草笛光子さんが私と同じ90歳でありながら、とても若く見えた。

『九十歳。何がめでたい』2024年6月21日(金) 全国公開

『九十歳。何がめでたい』
出演:草笛光子
   唐沢寿明 藤間爽子 木村多江 真矢ミキ
企画・プロデュース:岡田有正 企画:古賀誠一 石塚慶生
プロデューサー:近藤あゆみ 山田大作
原作:佐藤愛子「九十歳。何がめでたい」「九十八歳。戦いやまず日は暮れず」(小学館刊)
監督:前田哲 
脚本:大島里美 音楽:富貴晴美
製作:2024映画「九十歳。何がめでたい」製作委員会
制作プロダクション:スタジオブルー 配給:松竹
(C)2024映画「九十歳。何がめでたい」製作委員会 (C)佐藤愛子/小学館
原作:(C)佐藤愛子/小学館

関連情報
https://movies.shochiku.co.jp/90-medetai/

構成/清水眞希

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