2024年は観測史上最も暑い夏になるとの予想も出ており、日本の夏は年々厳しさを増している。そこで注目したいのが、標高が高く避暑地としても有名な長野県だ。
大東建託は、長野県居住の20歳以上の男女13,255名を対象に、居住満足度調査を実施、「いい部屋ネット 街の住みここち&住みたい街ランキング2024<長野県版>」として集計したので、結果をお伝えしよう。
住みここち1位は2年連続で諏訪郡原村!トップ5のうち4つは郡部の「村」や「町」
諏訪郡原村は、車もしくは電車の利用で東京まで約2時間半、名古屋まで約3時間でアクセスできる立地の良さを活かし、行政と住民が一体となって移住者への積極的な支援を行う「長野県移住モデル地区」に指定されており、唯一偏差値70台の高い評価を得て昨年に引き続き今年も1位となった。
トップ5には、3位に北佐久郡軽井沢町(昨年6位)、5位に東筑摩郡山形村(ひがしちくまぐん やまがたむら)(昨年8位)が新たにランクイン。上位5自治体のうち4つが郡部の「村」や「町」という結果になっている。
避暑地として多くの別荘がある軽井沢町は、エリアにより様々な楽しみ方ができる町だ。
緑豊かな景観の中、ゴルフやテニス、買い物が楽しめる新軽井沢エリア、飲食店や土産物屋で賑わう旧軽井沢エリア、スーパーなどがあり生活利便性の良い中軽井沢などその特色は様々。東京へは約70分で行けるため、交通の便も良い環境が整っている。
因子別順位は以下の通り。
TOP10外の因子別順位トピックスでは、生活利便性と交通の利便性1位は佐久市。防災の分野では南佐久郡佐久穂町が2位を獲得していた。
長野県民が住みたい街は、1位松本市、2位東京23区、3位長野市!今住んでいる街の肯定派は76.4%
昨年2位だった松本市が、今年は1位に輝いた。トップ5では、昨年は7位だった上田市が順位を上げ、安曇野市と同率タイで5位にランクイン。
「住みたい街が特にない」54.5%、「今住んでいる街に住み続けたい」21.9%で今住んでいる街の肯定派は合計76.4%となり、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する結果となっている。
調査概要
調査方法:株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者:長野県居住の20歳以上の男女、2020年~2024年(一部の回答のみ2019年を追加)合計13,255名を対象に集計。
調査期間:
2024年2月21日(水)~3月14日(木):2024年調査(回答者数:3,020名)
2023年2月17日(金)~3月15日(水):2023年調査(回答者数:2,902名)
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:2,824名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:2,565名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査(回答者数:1,790名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査(回答者数:154名 ※2019年は一部の回答のみ使用)
計13,255名
関連情報
https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/Ara