流行の最先端にいるイマドキの10代女子たち。彼女たちの間ではどんな「ヒト・コト・モノ・コトバ・ウタ」が今、トレンドとなっているのだろうか?
マイナビが運営するティーンのマーケティングやリサーチを行う「マイナビティーンズラボ」はこのほど、「2024年上半期 10代女子が選ぶトレンドランキング」を発表した。
本ランキングは、2024年上半期に流行した「ヒト・コト・モノ・コトバ・ウタ」の5ジャンルについて、13~19歳の女性682名にアンケート回答を集計したものだ。
ヒト部門(TOP3)
ヒト部門の1位は、日本最大級のサバイバルオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」、通称「日プガールズ」で選抜され、4月にデビューを果たした11人組ガールズグループ「ME:I(ミーアイ)」となった。番組を見ていた10代女子が多く、番組のテーマソングもウタ部門9位にランクインした。
2位には韓国の5人組ガールグループ「NewJeans(ニュージーンズ)」が昨年に引き続きランクイン。彼女たちの楽曲やファッションは常に10代女子の注目を集め、話題が尽きない。2024年6月には日本デビューを控えており、海外アーティスト史上最速となる東京ドームでの単独公演も開催予定。さらなる旋風を巻き起こすことが期待され、今後も目が離せない。
3位は、「なごみ」「こーくん」の愛称で人気を誇るカップルYouTuber「なこなこカップル」。チャンネル登録者数は159万人(2024年5月時点)を超え、モデルやタレントなど個人での活動も幅広く行っている。2024年3月に開催された「東京ガールズコレクション2024 SPRING/SUMMER」の中で、結婚を発表。10代女子の間では「以前から人気だったが、結婚報告で今年はより話題になった」という声が多かった。
コトバ部門(TOP3)
コトバ部門の1位は「BeRealきた」となった。2023年のモノ部門にランクインしていた「BeReal.」は、今や10代女子にとって欠かせないSNSのひとつ。アプリから通知が届き、2分以内に写真を撮影して投稿しなければならない仕組みだが、通知のタイミングはランダムであるため、突然通知が来ると、「BeRealきた!」と反応するのが日常となっているようだ。
2位の「それガーチャー?ほんまごめんやで」は、ドラマ「ゼイチョー~『払えない』にはワケがある~」の劇中において、菊池風磨と今井アンジェリカの掛け合いとして使用されたことが発端となり、様々なアイドルやインフルエンサーの間で浸透していった。「それガーチャー?」とは「それ本当?」を意味しており、10代女子の間では、誰かが「それガーチャー?」と言うと、合いの手のようにみんなで「ほんまごめんやで」と言って盛り上がるのが定番となっているようだ。
同率2位には、猫ミームの素材として使用されたフレーズがコトバ部門でランクイン。実はチリで20年前にリリースされた「Dubidubidu(ドゥビドゥビドゥ)」という曲のフレーズであり、1度聞いたら耳から離れない中毒性の高さが話題に。「ついつい口ずさんでしまう」という10代女子の声が多く挙がった。