かつては巨額の資金が必要だった不動産投資も、REIT(不動産投信)をはじめ少額の資金ではじめられる商品が広まり、不動産投資をするハードルは下がってきている。では、変化を遂げた不動産投資へのイメージはどうなっているのだろうか。
インヴァランスは、「資産形成に興味があり、現在不動産投資を行っていない」20~50代の男女 1,600 名を対象に「不動産投資のイメージ」に関する調査を実施した。
20代は不動産投資に好印象!?不動産投資をしていない理由は「イメージ」や「知識不足」に起因?
まず初めに「不動産投資に対する印象」を聞いたところ「良い印象」と回答したのは全体の約3割(30.9%)となった。
年代別で見ると20代が最も多く約半数(46.8%)、次点で30代の36.3%が「良い印象」と回答。若い世代ほど不動産投資に対して抵抗がなく、良いイメージを持っていることが判明。
そこで、不動産投資を行っていない理由を聞いてみたところ、TOPは「思うように利益を得られないイメージがある」(32.0%)となった。
3位に「不動産投資についての知識がない」(23.9%)、4位に「維持管理等の支出が嵩むイメージがある」(22.0%)などもランクインしていることから、「イメージ」や「知識不足」が、不動産投資をしていない主な要因になっているといえそうだ。
最後に、不動産投資に「悪い印象」と回答した人を対象に「『何』が改善されたり変化があったりしたときに、不動産投資を検討してもいいと思えるか」を調査。
最も多かったのは「不動産投資を行うメリットがきちんと把握できたら」(29.7%)で、特に20代男性(39.3%)ではこの回答が多く集まっていた。
また2位の「貯金が増えたら」(23.2%)についても20 代の回答率が高く(30.0%)、若い世代は「知識」と「金銭面」が解決すれば、不動産投資を始める人が大きく増えることが予測される。
調査概要
実査委託先:株式会社エクスクリエ
調査期間:2024年2月7日(水)~9日(金)
調査対象:「資産形成に興味があり、現在不動産投資を行っていない」20~50代男女
サンプル数:1,600
調査方法:インターネット調査
※調査結果の数値は小数点第二位を四捨五入しており、合計値が100%にならない場合もある。
■株式会社インヴァランス マーケティング部 佐々木 大氏コメント
不動産投資への意識調査結果によると、若い世代ほど不動産投資に対する印象が良い結果となっています。
一方で、不動産投資を行わない理由としては、「イメージ」「知識不足」が広く存在しており、こうした認識を踏まえると、不動産投資に関心を持つ人々に対しては、学習の機会を提供することが重要です。実際、学びの場を提供する取り組みは多くの人に好評をいただいています。
商品では、一口1万円から始められる不動産投資の【不動産投資型クラウドファンディング】や【J-REIT】(不動産投資信託)など、少ない資金で短期的な運用ができる商品が人気になっており、不動産投資を始めるハードルが低くなってきています。
また、投資家が不動産投資会社を選ぶ際には、自身の投資スタイルに合致する会社を選択することが重要です。物件の利回りだけでなく、購入後のアフターサポートに力を入れている企業を評価することもパートナー会社選定の重要な要因となると思います。
不動産投資と言っても様々な商品があります。自分にあった投資手段としての「不動産投資」が見つかると思いますので、お気軽にご相談ください。
関連情報
https://www.invalance.jp/
構成/Ara