クオリティー重視なら『クラウン』、コネクテッド重視なら『アコード』
トヨタ『クラウン』
[運転性能]2.5Lのエンジンは2000回転前後からレスポンスが良くなる。20インチタイヤとの相性も良く、走りは快適だ。19点
[居住性]後席は中央床の盛り上がりが大きく左右1名ずつが限界。エンジン音もアクセル・オンで大きくなって耳障り。17点
[装備の充実度]自動駐車機能から渋滞時支援予防安全パッケージまでドライバーをサポートする先進安全技術が充実している。18点
[デザイン]全長5mオーバーのボディーはのびのびとしたラインで威厳がある。新しいフラッグシップカーのカタチを提案。18点
[爽快感]全長5m強、車重も2tをオーバーするサイズだが、太めのハンドルや後輪駆動のバランスの良さは高評価。18点
[評価点数]90点
ホンダ『アコード』
[運転性能]FFのスポーツ車を造り慣れているだけあって、攻めた走りをすると動きが鋭くなる。後輪の改良も高評価。19点
[居住性]前席の座り心地はイマイチだが、後席は床もフラットに近いため3人掛けもできる。頭上スペースも十分。18点
[装備の充実度]前後席エアバッグ、LEDライト、BOSE製スピーカーなどが揃っているが先進安全運転支援はオプションとなっている。16点
[デザイン]クリーンでシンプルなラインの外観はスポーティー。外板色は5色あるが、内装色は黒1色だけというのが残念。17点
[爽快感]パドルレバーはマニュアルモードではなく、回生のモード選択用。スポーティーに乗るにはやや物足りない。17点
[評価点数]87点
取材・文/石川真禧照 撮影/望月浩彦
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2024年4月30日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。