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税込価格77万円!オーディオテクニカがダイレクトパワ一方式を採用したMCカートリッジ「AT-ART1000X」を発売

2024.06.17

オーディオテクニカは、発電コイルをスタイラスチップの直上に配置した構造により、これまで体験できなかった音質表現を可能にするダイレクトパワーステレオMCカートリッジ『AT-ART1000X』を開発。7月12日より発売を開始する。希望小売価格は77万円(税込)。

同社では、創業以来こだわり続けるアナログリスニングのさらなる理想を追い求め、2016年にダイレクトパワーステレオMCカートリッジ『AT-ART1000』を発表。それから8年の時を経て『AT-ART1000X』としてリニューアル発売が決まった。

その主な特徴は以下のとおり。

発電コイルをスタイラスチップの真上に配置した独自のダイレクトパワ一方式

発電コイルをカンチレバーの根元に配置する従来方式と比べ、カンチレバーの長さや材質に起因する音質への影響を抑制。同社では、これまで表現が難しかった音の細部まで生々しく描写して、かつてない高忠実度再生を実現する、と説明している。

■新開発の角型コイルにより発電効率を改善、コイル線材にはPCOCCを採用

直径20μmのPCOCC線を1.1mm×0.6mmの長方形で8ターン巻いた空芯コイルを採用。コイルを極薄25μmの特殊フィルムで保持している。

わずか0.5mmの強力な磁気回路中のギャップに配置することで、空芯型でありながら、コイルインピーダンス3.5Ωで0.22mVの出力電圧を獲得している。

■インテグレーテッド型トーンアームに取り付けやすいネジ切り仕様

カートリッジ側をネジ切り仕様に変更することでアーム先端に直接カートリッジを取り付けるインテグレーテッドタイプへの取り付けが容易になった。

■チタニウム、アルミニウム、硬質樹脂で共振分散を図ったハイブリッドボディ

専用磁気回路と振動系を支えるベース部には、チタニウム削り出し材、ハウジングにはアルミニウム、カバーには硬質樹脂材と、素材の異なる組み合わせにより音質に悪影響を与える寄生共振を分散している。

また、磁気回路の耐腐食性を向上させる新たなコーティングを採用。

以上のような素材や技術要素を職人による完全なる手仕事で仕上げた、貴重なMADE IN JAPANモデルだ。

■『AT-ART1000X』の主な仕様

型式/ダイレクトパワー方式、空芯MC型
再生周波数範囲/15Hz~30kHz
出力電圧/0.22mV(1kHz、5cm/sec.)
チャンネルセパレーション/30dB(1kHz)
出力バランス/0.5dB(1kHz)
針圧/
ダイレクトパワ⼀⽅式では、カートリッジに針圧をかけることで、コイルが磁気回路に⼊り込み発電する。このため⽣産時に製品を1台ずつ検査・調整して、出⼒電圧やチャンネルセパレーションが最適になる針圧を確認。その上で、その値を標準針圧に設定している。よって個体ごとに針圧の適正値が異なるという、まさにハンドメイドならではの仕上がりとなっている。
コイルインピーダンス/3.5Ω(1kHz)
直流抵抗/3.5Ω
推奨負荷抵抗/30Ω以上(ヘッドアンプ接続時)
コイルインダクタンス/1μH(1kHz)以下
スタチックコンプライアンス/20×10-6cm/dyne
ダイナミックコンプライアンス/9×10-6cm/dyne(100Hz)
スタイラス/特殊ラインコンタクト
先端曲率半径/1.5×0.28mil
カンチレバー/φ0.26mmソリッドボロン
垂直トラッキング角/19°
カートリッジ取り付けネジ穴/M2.6×2
本体サイズ/高さ17.3×幅17.0×奥行き25.5mm
質量/11g

『AT-ART1000X』使用イメージ

「OTOTEN:AUDIO&HOME THEATER FESTIVAL 2024」に出展

『AT-ART1000X』の世界初お披露目の場として2024年6月22日(土)、23日(日)に行なわれる国内最大級のオーディオとホームシアターの祭典、「OTOTEN:AUDIO&HOME THEATER FESTIVAL 2024」に出展が決定した。

■「OTOTEN:AUDIO&HOME THEATER FESTIVAL 2024」概要

開催日/2024年6月22日(土)〜6月23日(日)
時間/6月22日(土)10:00~19:00 、6月23日(日)10:00~17:00
入場料/無料(事前登録制)https://www.jas-audio.or.jp/audiofair/pre-registration
会場/東京国際フォーラム 
所在地/〒100-0005 東京都千代田区丸の内3-5-1
当社ブース/ガラス棟4F(G404)

関連情報
https://www.audio-technica.co.jp/product/AT-ART1000X

構成/清水眞希

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