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なぜ、タイガーの土鍋炊飯器はスゴいのか?本物の土鍋を使ったプレミアムな炊飯器を生み出した高い技術力

2024.06.17

タイガー魔法瓶(以下、タイガー)のプレミアム炊飯器といえば、本物の土鍋を使った「土鍋ご泡火炊き」シリーズ。そんなタイガーの炊飯器最上位モデルに2024年モデルが発表された。それが6月21日に発売予定の「土鍋ご泡火炊き JRX-G100」だ。すでに美味しさに定評があるタイガーの「土鍋ご泡火炊き」シリーズだが、新モデルでは「土鍋」が進化し、より安定した加熱で米の甘みを引き出しやすくなった。

高級感あるデザインの「土鍋ご泡火炊き JRX-G100」。基本的な本体デザインは昨年モデルと同じ

「土鍋ごはん」が美味しい理由とは

タイガーが炊飯器にはじめて本物の土鍋を採用したのは2006年。それ以来土鍋にこだわったフラッグシップモデルを発売し続けている。タイガーが土鍋にこだわる理由はシンプルに「土鍋で炊いたごはんは美味しい」から。そして、その大きな理由が「温度」と「泡」にある。

新モデルJRX-G100の土鍋内釜。内釜に本物の四日市萬古焼を使用している

そもそも土鍋は金属鍋と比較して100倍以上熱の伝わる速度が遅い。このため、米が糖化しやすい温度帯を長く維持でき、一度あがった温度が下がりにくいという大きなメリットがある。さらに、土鍋内釜は金属釜よりも高い温度での加熱が可能な点も重要だ。一般的に金属製内釜は、IH加熱時の鍋底温度が200℃に達しないが、土鍋ご泡火炊きは昨年モデルよりIHコイルに「WレイヤーIH」を採用。なんと300℃という大火力を実現している。ちなみに、WレイヤーIHとは鍋底部分のIHコイルを2層(ダブル)にした独特な構造のIHユニットのことだ。

鍋下部分を包み込むように配置されるIHコイル。「WレイヤーIH」は底部分が2重になった。鍋下側だけを発熱させることで、鍋内に直火で炊くような温度差を作って激しく沸騰させている

ところで、IHといえば「コイルからの磁力線が金属を通るときの抵抗で発熱」する仕組み。このため、普通なら土が素材の土鍋は発熱できない。じつは、ご泡火炊きの土鍋はIHコイルが包み込む鍋下側へIHに反応する「発熱体シート」を焼き付けているのだ。銀などを練り込んだシートがIHコイルからの磁力線をうけることで発熱するという仕組み。そして、今回の新モデルではこの発熱体シートが進化。火山灰を原料とした「シラスバルーン」でシートを覆うことで、発熱体自体の蓄熱性をアップし、より効率的に熱が炊飯に使われるようになった。

発熱体シート(底用と下側面用)と発熱体を焼き付けたあとの土鍋内釜。シートは水につけると剥離紙から剥がれて薄いフィルム状になる

もうひとつの進化点が、土鍋の釉薬の素材。土鍋は「土を成形」したあと高温で締焼(一焼成)し、表面をコーティングする釉薬を塗布してもう一度締焼(二焼成)する。新モデルではこの釉薬の原料に鉄やコバルトを混ぜることで従来モデルよりも遠赤効果を高めた。お米の芯までじっくり加熱する遠赤効果の高さと、発熱体シートの蓄熱性アップにより、JRX-G100は昨年モデルよりも弾力が105%、甘みが108%アップしているという。

釉薬を塗った後の焼成前の土鍋内釜

実際に新モデルJRX-G100で炊いたごはんを試食したところ、芯までやわらかなのに表面にパンとハリがあるごはんに炊き上がっていた。弾力もしっかりとあり、噛むと甘みがじんわりと口の中に広がる。まさに「土鍋で丁寧に炊いたごはん」の味だ。

JRX-G100で炊いた山形県産つや姫のごはん。一粒一粒がしっかりとしていながら、噛むと芯まで柔らか。噛むほどに甘みと旨みが強くなる

ところで、最初に土鍋ごはんが美味しい理由のひとつに「泡」をあげたが、土鍋は表面がザラザラしているので沸騰時に大量の細かな泡が発生する。この泡が米の間をすり抜けることで熱ムラを解消。さらに、泡が米を包み込むことで、米同士がぶつかって傷つくことを防いでくれる。このためか、JRX-G100で炊いたごはんは表面がツヤツヤとして、口に入れた時になめらかさも感じられる。

粒立ちが良いからか、おにぎりにしてもごはんが潰れにくく空気を含んでホロリとした口当たりに。旨みが強いのでシンプルな塩にぎりも絶品

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