専門家によると、雨の日に良い睡眠をとるには (1)20~40分ほど日光浴を浴びること (2)1~2時間以上日光を浴びること が“必要条件”
・快眠グッズを持っている人は2割程度で、そのうち効果を十分に実感できている人はおよそ4人に1人にとどまる結果に。
・この結果について睡眠負債の専門家に聞くと、「睡眠の質を向上するためには (1)晴れの日には朝9時前に、10分以上日光を浴びること、雨の日には20~40分ほど日光浴を浴びること (2)晴れの日には1日を通じて30分以上、雨の日は1~2時間以上日光を浴びることが必要条件」と解説。
雨の日に外出したくない、約7割。日光浴を積極的に取り入れていない人は6割以上
・そこで外出頻度や日光浴について調査を行った結果、普段毎日外出する人は45.1%。一方で、梅雨時期に毎日外に出る人は25.4%のみ。また雨の日の外出については「雨の日ほど外に出たい」「晴れの日と変わらず外に出たい」と感じる人は21.3%にとどまり、「晴れの日よりは出たいと思わない」、もしくは「雨の日ほど出たくなくなる」と回答した人は、約7割に上った。
・また普段から積極的に日光浴を取り入れている人は36.2%にとどまる結果に。6割以上が積極的には日光浴を取り入れていないことが判明した。
・積極的に日光浴をする人は、そうでない人に比べて睡眠の質がよい傾向にあることが判明した。
梅雨時期に推奨している日光浴時間は「1~2時間」。約8割以上は梅雨時期に睡眠の質低下の恐れ
・梅雨時期に推奨する日光浴時間「1~2時間」に達している割合を調査した結果、1日あたりに日光を浴びている時間が「1時間以上」と回答したのは、22.3%、2時間以上と回答したのはたったの8.1%という結果に。梅雨時期は少なくとも約8割以上が睡眠の質低下の恐れがあることが判明した。