DIME MAGAZINE
NTTソノリティは没入ではなく「共存（Co-being）」をコンセプトに掲げたプロダクト、およびサービスを企画・開発するNTTグループ初の音響ブランド「nwm（ヌーム）」より、〝周囲の音をカットして自分の「声」だけ届ける〟高性能ノイズリダクションマイク搭載イヤホン「nwm Voice Buds」を開発。
2024年6月11日よりAmazon直営店、楽天市場直営店等のECサイトや家電量販店にて一般発売を開始した。
価格はオープン価格。Amazon販売価格は9790円（税込）。
必要な音だけ取り出すNTTの特許技術「Magic Focus Voice」
「Magic Focus Voice」（旧：インテリジェントマイク※） は、音が2つのマイクに到達する時間差から音響空間を認識。話者を特定する「ビームフォーミング」、雑音を除去して音声だけを抽出する「スペクトルフィルター」の2つの技術をハイブリッド処理している。
雑音に紛れ込んだ音声の推定が難しいスペクトルフィルターには、長年の研究から声の特性を熟知している同社のノウハウを凝縮。音質を損なわずに人の耳に合わせるチューニングを実現した。
この技術により、自然な「あなたの声」だけを取り出して、相手に届けることができるようになったのだ。
※NTTコンピュータ&データサイエンス研究所が開発した技術。
■周囲の環境に合わせ選べる２つの指向性モード
「nwm Voice Buds」には2つの指向性モードを用意。周囲の環境に合わせ、集音範囲を変更できる。
（1）指向性モード
120°の範囲で集音して、あなたの声のみを選別する。騒音下でも、よりクリアな音質で会話が可能だ。周りの騒音が気になるパブリックスペースでの着座時の使用に最適なモード。
（2）全指向性モード
360°の範囲で集音して、指向性モードよりもノイズ抑制が控えめ。マイクの位置が安定しない移動中におすすめだ。
■音楽鑑賞もオンライン会議も。どちらも叶える高音質ドライバーと使用感
強力なネオジム磁石を使用した直径9mmドライバーを新規開発。DSPのチューニングを加えることで、心地よい低域と声質にこだわった中高域を両立させた。
さらに前後の筐体間に設けたスリットによるベント構造で音響を繊細にコントロール。そのサイズからは想像がつかないほどの音の解像度と広がりを実現している。
長時間の使用でも聴き疲れしづらく、こもり感の少ない音質のため、音楽鑑賞用・オンライン会議用とイヤホンの使い分けも不要だ。
■充電や接続の心配が不要。あらゆるシーンで使用しやすい
接続には多くのPCやスマートフォンで採用されているUSB Type-Cを採用。無線の接続トラブルやバッテリー切れの心配もないので、重要な会議でも安心して使うことができる。
外観も全体をマットブラックで仕上げながら、アクセントカラーにシルバーを採用した上品で洗練されたデザインを採用。ビジネスから日常使いまで、幅広くフィットする。
「nwm Voice Buds」の主な仕様
型式／ダイナミック型
使用ユニット／直径9mm
再生周波数帯域／20Hz～20kHz
接続コード／0.8m(付属USBケーブル含まず)
マイクロホン／MEMS（無指向性）
プラグ／USB Type-C
質量／約12g（コード含まず）
付属品／USBケーブル0.2m（Type-C – Type-C）、イヤピースXS、S、M、L各2個
発売日／2024年6月11日（家電量販店やオンライン等で順次展開）
関連情報
https://ntt-sonority.com/
構成／清水眞希
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