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「1日のうち家事に費やす時間」女性は平均3.7時間、男性は?

2024.06.15

ロボット掃除機や洗剤を自動投入してくれる洗濯機など、家事の負担を経験してくれる家電が増えてきている。では、令和の家庭では家事にどの程度時間と労力が費やされているのだろうか。

Woltは、全国の20~50代の男女・合計700名を対象に「令和家庭の家事の時間の使い方に関する調査」をインターネット調査にて実施したので、詳細をお伝えしよう。

一日の家事に費やす平均総時間「2.9時間」!時間がかかっている家事TOPは「料理」

日常的に家事を行っている人(N=700)を対象に、一日の家事に費やす総時間を聞いたところ「平均2.9時間」であることが判明。

そのうち、最も時間がかかっている家事は「料理(54.4%)」となり、次いで「食料品・日用品の買い物(13.0%)」「部屋の掃除(11.6%)」が続く結果に。

また、最もやりたくない家事についても「料理(24.1%)」が最も多く、「お風呂・トイレ掃除(23.1%)」「部屋の掃除(13.1%)」が続く。

それぞれの家事をやりたくない理由としては、「献立を考えるのも面倒だし、作るのにも時間がかかるから(料理)」「汚いし時間がかかる(お風呂・トイレ掃除)」「綺麗に掃除してもまた汚れる(部屋の掃除)」などの声があった。

一方、時間がかかっている家事として2番目に挙げられた「食料品・日用品の買い物」をやりたくない家事として回答した人は僅か3.9%となり、「その他(1.3%)」を除き最も低い順位となっている。

やりたくない理由としても「移動や買い物自体に時間がかかるうえに、かさばる物や重たい物を運ぶことが大変だから」「買うものを考えることと、実際に買い物に行く時間がかかるから」など、精神面よりも時間面での負担の高さを挙げる人が多く、家事における買い物の課題は所要時間であることがわかった。

また全体を見ると、すべてのやりたくない家事の理由として「時間」について言及した人は、有効回答697件のうち104件にのぼり、現代人の家事にまつわる負担は、「時間」に紐づくことが多いようだ。

昔と比べて「家事の時間・手間は昔よりも減った」と半数以上が感じる一方、約6割が自由時間不足を実感

家事の時間や手間に対して、サービス(食材配達・家事サポートなど)や家電製品の進化など時代の流れによって「昔よりも家事時間・手間が減った」と感じる人は半数以上(52.4%)いた。

その要因として、「全自動洗濯機(63.8%)」「全自動食洗器(43.6%)」「全自動掃除機(お掃除ロボット)(36.8%)」が上位に挙がった。

一方で、1日のうちに自宅にて自分のために使える自由な時間は「30分未満(27.0%)」と回答した人が最も多い結果に。

自由時間が足りないと感じている人は59.3%にのぼり、現代人の家事にまつわる課題は「手間」よりも「時間」であることが窺える結果となった。

自由時間が1時間できたらやりたいことTOP3「だらだら・のんびり」「趣味」「睡眠」

家事タスクから解放され、自由時間が1時間できるとしたらやりたいことを聞いたところ、「趣味(56.1%)」や「勉強・自己投資(27.9%)」を抑え、1位は「だらだら・のんびり(62.3%)」という結果に。

さらに、もし自宅で「だらだら・のんびり」する時間を1時間得られるなら、対価として支払う最高額を通常時と繁忙時でそれぞれ聞いたところ、その平均額は「通常時1,564円、繁忙時2,794円」となった。

自由時間が少ない現代社会において、だらだら・のんびりする時間を多くの人が求めている実態が明らかに。

ちなみに「1時間の自由時間ができるとしたらやりたいこと」を性年代別で比較すると価値観の違いが垣間見える結果が得られた。

男性は世代によって優先されるものが異なる傾向が見られ、特に20代~30代では、「勉強・自己投資」「趣味」「睡眠」「運動」など票が割れていることが判明。

全体的に年齢が上がるにつれて「だらだら・のんびり」への意向が高まり、特に30代~50代女性では7割以上となった。

一方で、1日の家事に費やす総時間を年代別でみると、男性は全世代において2時間前後(平均1.9時間)なのに対し、女性は全世代3時間超(平均3.7時間)と約2倍の負担がかかっていることから、現代社会において、まだまだ家事負担が高くなりがちな女性ほど「だらだら・のんびり」した時間を求める傾向にあることが窺える。

食料品・日用品などの即時配達(Qコマース*)の活用状況を聞いたところ、23.0%が「活用している」と回答。

Qコマースを活用する理由は、「荷物を運ぶのが大変(49.1%)」「出かけるのが面倒(41.6%)」など手間を削減する目的のほか、「ゆっくりしたい(31.1%)」「時間の制約がある(23.6%)」など、時間確保の目的で活用している人も多くみられた。

一方で、Qコマースを活用していない人に対し、その理由を聞いたところ、「配送料が高い(46.2%)」が最も多く、「配達エリアが限られている(22.8%)」「会員登録が面倒(13.9%)」が続く結果に。

Qコマースを活用するシーンとしては、悪天候や体調不良などのシーンのほかに、今回の調査で意向が明らかになった「だらだら・のんびりしたい時(32.3%)」にも回答が集まっている。

また、「日常的な買い物すべて」でQコマースを活用している人も14.3%にのぼることが分かった。

*Qコマース:ECサイトやスマートフォンアプリなどから注文を受け、食料品や日用品を短時間で配達するサービス

調査概要
調査方法:インターネット調査  ・調査時期:2024年4月
調査機関:アクセンチュア株式会社
パネル提供元:GMOリサーチ株式会社
調査対象:日常的に家事を行っている全国の20~50代の男女・合計700名
※居住地・年代・未既婚・子有無(既婚者のみ)の項目で均等割付
※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が 100%にならない場合がある。
※『Wolt Japan株式会社調べ』

関連情報
https://wolt.com/ja/jpn/sapporo/stores

構成/Ara

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