小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

「Adobe Experience Platform AI Assistant」がリリース、生成AIを搭載した会話型インターフェースでタスクの自動化、結果のシミュレーションなどを実現

2024.06.13

アドビは、2024年3月に開催した「Adobe Summit」にてプレビュー公開された「Adobe Experience Platform (AEP) AI Assistant(英語版)」の提供を2024年6月7日より開始した。

会話型インターフェイスを通じて、組織全体に価値を提供

この新しいソリューションは、生成AIで顧客体験の向上を目指す担当者の生産性を向上させ、コンテンツ制作やインサイト、ワークフローにより多くの従業員を巻き込むことで、エンタープライズ、アプリケーションへのアクセスを民主化する。

Adobe Experience Platformは、顧客に関する情報を一元管理し、あらゆるチャネルで顧客とエンゲージメントを築くための機能として、Coca-Cola Company、Major League Baseball、Marriott International、General Motors、TSB Bank、Real Madridなどの主要企業に採用されている。

AEP AI Assistantにより、企業はデータの深い理解とワークフローの合理化を実現する会話型インターフェイスを通じて、組織全体に価値を提供できるようになる。

Adobe Real-Time Customer Data Platform、Adobe Journey Optimizer、Adobe Customer Journey Analyticsなどの Adobe Experience Cloudアプリケーションに組み込まれたAEP AI Assistantは、技術的な質問への回答を提供し、タスクの自動化、結果のシミュレーション、新しいオーディエンスやカスタマージャーニーの生成を実現する。

これらの機能は、「Generative Experience Models」によって実現される。このモデルは、アドビ製品に関する知識とインサイトを、企業の独自のデータ、キャンペーン、オーディエンス、ビジネスゴールに基づいて取得。そしてすべてがブランドに沿った方法で、プライバシー保護が最優先に行なわれる。

AEP AI Assistantの主な機能は以下のとおり。

■ソリューションの専門知識

AEP AI Assistantは現在、幅広い運用タスクを実行し、ユーザーが置かれた状況や製品利用経験を問わず、問題の発見と解決に費やす時間を短縮するインサイトを提供する。

例えば、実務担当者は、「オーディエンスセグメントを構築するにはどうすればよいか」や「アイデンティティマップは何か」などの製品に関連した質問に対しすぐに回答を得ることができる。

また、社内の製品サポート担当者は、不慣れなシナリオをすばやくトラブルシューティングできるため、負担を減らせる。 ユーザーは、「私が作成したセグメントはどのくらいの頻度で使用されているか」といった質問をするだけで、クエリを実行することなく、データセット、オーディエンス、カスタマージャーニーに関する運用インサイトも得ることが可能だ。

■コンテンツ生成と自動化

企業は、AEP AI Assistantを使った新規の顧客体験に加え、パーソナライズキャンペーンの対象者、データ分析の可視化まで、あらゆるものを生成できるようになる。

これには、Adobe Fireflyを使用したコピー、デザイン、画像付きの電子メールや webページといったマーケティングアセットそのものの生成も含まれ、試行錯誤の繰り返しも容易だ。

AEP AI Assistantは、PDF、スライド資料、Word文書などの既存のアセットからクリエイティブブリーフを自動生成することも可能なため、コンテンツ製作が加速する。

また、AEP AI Assistantは、データセグメントをフォルダに整理するといった退屈な作業や、AIが生成したコンテンツがブランド基準を満たしていることを確認する作業を自動化できるため、担当者を煩雑な作業から解放する。

■予測インサイトとレコメンデーション

AEP AI Assistantに今後実装される機能により、担当者はマーケティング施策の結果を事前にシミュレーションして最適化することも可能になり、さらに短納期で正確なマーケティング活動を実現できるようになる。

例えば、ユーザーは「セグメント Xからどの程度のコンバージョンが見込めるか」、「セグメントフィルタを追加した場合、コンバージョンはどのように変化するだろうか」といった複雑な質問に対して、ほんの数秒で回答が得られる予測インサイトを利用できるようになる。

AEP AI Assistantはまた、特定の顧客層を対象としたカスタムプロモーションオファーなど次善のアクションをレコメンデーションすることも可能になるため、結果としてコンバージョン率の向上が期待できる。

(C)2024 Adobe. All rights reserved. Adobe and the Adobe logo are either registered trademarks or trademarks of Adobe in the United States and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.

関連情報
https://business.adobe.com/jp/

構成/清水眞希

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年9月13日(金) 発売

DIME最新号は「AIスマホ Copilot+ PC 完全攻略ガイド」!SKY-HI、パリ五輪代表Shigekixも登場!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。