高齢になると階段や段差の上り下りが辛くなり、自宅で転倒などの事故が起きるリスクも増える。「快適」「住みやすい」と感じる環境も、若いころや子育て中とは変わってくるだろう。
そこでAlbaLinkが運営する「訳あり物件買取プロ」はこのほど、持ち家に住んでいる500人を対象に「高齢者が住みやすい家」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。
高齢者が住みやすい家の特徴1位は「バリアフリー化されている」
持ち家に住んでいる500人に「高齢者が住みやすい家の特徴」を聞いたところ、1位は「バリアフリー化されている(401人)」で、8割以上の人から票を集めた。2位「ワンフロアで生活可能(199人)」も全体の4割近くの票を集めている。
高齢になると自宅内での転倒リスクがあるため、バリアフリー化やワンフロア生活でケガを予防したいと考える人が多いとわかる。また、高齢になると体力も落ちることから、メンテナンスしやすいコンパクトな家なら暮らしやすいだろう。
なお「動線が使いやすい」「水回りが広い」などは、「子育てしやすい家」の特徴としても挙げられることが多い項目だ。動線が使いやすくお風呂やトイレなどの水回りが広い家は、子育て期も老後も過ごしやすい家だと言えそうだ。