世界遺産の日光東照宮や餃子の街・宇都宮、鬼怒川・塩原の温泉地などで知られる栃木県。東京駅まで宇都宮駅から新幹線で50分と交通の便も良い同県において、居住者からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街とは、いったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2024<栃木県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2024<栃木県版>」として発表した。
本満足度調査は、2020年~2024年(一部の回答のみ2019年を追加)の期間、栃木県に居住する20歳以上の男女合計11,433名を対象に集計したものだ。
街の住みここちランキング、1位は2年連続で宇都宮市
街の住みここちランキングのトップ3は、2年連続で1位が宇都宮市、2位が下野市、3位が下都賀郡壬生町となった。
宇都宮市は商業施設が充実していて、都内への交通の利便性も高く、生活に便利な環境が整っている街だ。医療制度や福祉、子育て支援などの評価も高い。
4位にランクインしたのは昨年6位から順位を上げた那須塩原市。那須塩原市は県の北部に位置し、JR東北新幹線と宇都宮線の「那須塩原駅」と、宇都宮線の「黒磯駅」「西那須野駅」の各駅に市街地が形成されている。塩原温泉郷や板室温泉、深山ダムや那珂川河畔公園など人気スポットが多数ある自然豊かな街だ。
住みたい街ランキングでも、1位は2年連続で宇都宮市
住みたい街ランキングにおいて、トップ2は2年連続で1位が宇都宮市、2位が東京23区。3位は昨年4位から順位を上げた横浜市となった。トップ5のうち3つの街は、栃木県外の自治体となっている。
なお、「住みたい街が特にない」が56.8%、「今住んでいる街に住み続けたい」が16.6%で合計73.4%となり、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する人が多い結果となっている。
このほか、「街の住みここちランキング2024<栃木県版>自治体TOP10」と因子別順位は、以下の結果となっている。
構成/こじへい