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伝説のサーフィン映画「MANY CLASSIC MOMENTS」がこの夏ディレクターズカット版で復活!上映記念ベントを鎌倉で開催

2024.06.09

 サーフィンが好きな方なら、ご存じかもしれないが、1976年に制作された伝説のサーフィン映画「MANY CLASSIC MOMENTS(メニー・クラシッ ク・モーメンツ)」がこの夏ディレクターズカット版で蘇るのをご存じだろうか。

 サーフィン・カルチャーを作り上げた作品といえば、70年代の「フリーライド」、そして「メニ イ・クラシック・モーメンツ」がある。中でも「メニイ・クラシック・モーメンツ」は、日本で上映されるやいなや大ヒットしたサーフィン映画のバイブル。オーケストラの奏でる壮大な音楽に彩られながら、ショーン・トムソンのバックドアでの完璧なチューブライディングで映画は幕を開ける。スローモーションで映し出されるこのチューブは、非常に攻撃的でありながら、息をのむほど美しく、その印象は強烈だ。

 しかし、この映画には、一部のビッグ・ウェーバーにしか乗りこなせない巨大な波は登場しない。 ジェームズ・ジョーンズが、ワイメアで素晴らしいチューブライディングを披露する以外は、マリブやオーストラリア、カリフォルニア、南アフリカ、ハワイなど世界中にある美しい波に乗るサーファー達の幸せな姿を追っていく。

 この作品の魅力は、ふたつとして同じ物はない波を待ち、波を捉える一瞬に賭けるサーフィンというスポーツの素晴らしさと、波に身を委ねて一瞬を自分の物にする幸せを美しい映像で表現したところにある。そして、その映像に完全にマッチするのが、作品を通して流れるカラパナの曲である。

 耳にするだけでハワイの景色を感じさせるカラパナの音楽は、サーファー以外の人たちをも虜にしたという。そしてロンドン・フィルのオーケストラによる演奏は、贅沢としか言いようがない。

 監督のゲイリー・ケイポは、カラパナの音楽と、その曲に同調するかのようなバテンス、マーク、 デーンなどのライディングを完璧に調和させることに、莫大な編集時間を過ごしたという。このマッチングが、映画の完成度を高めているとも言えるだろう。

 大人になるにつれて、せわしない現代において、多くの人が忘れ去ってしまう「夢中になる喜び」 をもう一度思い起こさせてくれる作品だ。

◎REVIEW

“サーフィン映画の作り方”というマニュアルがあるとしたら、サンセットのきれいなショットと ビッグウェーブの連続シーンがあり、ビキニを着たきれいな女の子がたくさん出てきて、ガンガン 音を鳴らすサウンドトラックが必要だと書いてあるだろう。

しかし、「メニイ・クラシック・モーメンツ」は、この条件を満たしていない。なのに、カラパナの心地よいハワイアン・ミュージックをはじめとするサウンドトラックは、ゲイリー・ケイポのサー フィンの映像にぴったりとマッチしている。 この映画の主役は、バテンス・カルヒオハラニ、デーン・ケアロハ、マーク・リデルの3人のハワ イアン・サーファーだ。彼らがホノルア・ベイにサーフィンに行くシーンは、プロ・サーフィンの ストイックで緊迫した世界とは正反対の面白さを感じさせてくれる。誰もが分かち合えるような、 本来のサーフィンの魅力へと導いてくれる友人と波乗りに出かける時間は、本当に心安らぐ楽しい ものなのだ。 この作品には、マリブでのミッキー・ドラ、バーレーヘッズでのマーク・リチャーズ、そして、パ イプラインやオフ・ザ・ウォールでのライディング、ジェームズ・ジョーンズがワイメアでバレル を発見したシーンなど、数々の貴重な映像も織り込まれている。 しかし、監督のゲイリー・ケイポが一番伝えたかったことは、サーフィンはピュアでリアルな存在 だということ。ホノルア・ベイのチューブで見せたマーク・リデルの満面の笑顔こそ、サーフィン のスピリットそのものであり、この作品が世代を超え多くの人の心を捉えて離さない理由だろう。

◎CAST

バテンス・カルヒオハラニ デーン・ケアロハ マーク・リデル ミッキー・ドラ ジェームズ・ジョーンズ ショーン・トムソン マーク・リチャーズ

1976年/アメリカ映画/78分/スタンダード/DCP

 大人サーファー待望のサーフムービーが上陸する。さらに映画館での上映を記念して一夜限りのパーティーが6月15日に鎌倉にて開催される。

 当日会場前には、人気ピックアップトラックの三菱「トライトン」が展示され、サーフボードとともに映画のシーンのような世界が演出される予定。来場者の喉を潤すのは、カリフォルニアのビーチを思い起こす IW ハーパーとバリの波が似合うビンタンビール。興味のある方は、ぜひ足を運んでみてはいかが?

イベント 「
SURF FILM DAYS 2024@鎌倉」


■開催日時 
2024年6月15日(土曜日)18時30分開場

■開催場所 
ANOTHER DAY KAMAKURA(鎌倉市)


■イベント内容

ダイジェスト版の上映、サーファーによるトークセッション、抽選など。司会は (予定)ジョージ・カックル氏。映画挿入ソング「カラパナ」の生演奏ほか、各種アトラクションを用意

■ドレスコード
Something SURF

■イベント運営  有限会社レイドバック・コーポレーション web_contact@laidback.co.jp

■イベント協力  有限会社九島事務所 

■映画の上映に関する情報

上映期間
2024 年 7 月から順次(各映画館 2週間程度)
■上映場所
新宿K’sシネマ 7月6日(土)~
扇町キネマ 7月12日(金)~
アップリンク吉祥寺 8月2日(金)~ 横浜シネマ・ジャック&ベティ 8月3日(土)~ ナゴヤキネマ・ノイ 近日公開
■上映映画
メニークラシックモーメンツ ディレクターカット版(78分)

■関連情報

http://www.laidback.co.jp/2024/index.html

構成/DIME編集部

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