つくばから秋葉原までを結ぶ「つくばエクスプレス」が走っていることもあり東京都心へのアクセスが良好で、関東圏の中で地価が安いことから定住しやすい茨城県。同県において、居住者からもっとも「住み心地が良い」と思われている街と、もっとも「住みたい」と憧れを持たれている街とは、いったいどこか?
大東建託はこのほど、過去最大級の居住満足度調査を行い、その結果を「いい部屋ネット 街の住みここちランキング2024<茨城県版>」「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2024<茨城県版>」として発表した。
本居住満足度調査は、2020年~2024年(一部の回答のみ2019年を追加)の期間、茨城県に居住する20歳以上の男女合計16,831名を対象に集計したものだ。
街の住みここちランキング、1位は6年連続で守谷市、2位と3位は5年連続で那珂郡東海村、つくば市
街の住みここちランキングでは、東京など県外のベッドタウンとして人気の守谷市が、6年連続で1位に輝いた。守谷市は秋葉原まで最速32分と交通の利便性が高く、商業施設も充実している。また、環境維持のため、建築規制や緑化協定を設けており、街並みや緑化も評価されている街で、唯一偏差値70台の高い評価を得ている。
2位~5位は5年連続で同じ自治体で、いずれも偏差値60以上の高い評価を得ている。
住みたい街ランキング、1位は6年連続でつくば市
住みたい街ランキングにおいて、1位は6年連続でつくば市となった。研究学園都市として発展し続け、今なお人口が増加しているつくば市は、商業施設の充実度や交通利便性の高さから昨年に引き続き、高い得票率でトップに輝いた。
以下、2位と3位は3年連続で東京23区と水戸市となり、4位には横浜市と守谷市が同率でランクインしている。
なお、「住みたい街が特にない」が55.3%、「今住んでいる街に住み続けたい」が16.4%で合計71.7%となり、昨年に引き続き、今住んでいる街を評価する人が大多数を占める結果となっている。
このほか、「街の住みここちランキング2024<茨城県版>自治体TOP10」および因子別順位は、以下の結果となっている。
構成/こじへい