小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

世界初のレモンスライス入り缶飲料「未来のレモンサワー」はゲームチェンジャーとなるか?

2024.06.07

RTD市場を牽引してきたレモンサワーに、またひとつ画期的な製品が誕生した。

輪切りのレモンが入ったアサヒビール『未来のレモンサワー」だ。6月11日より、首都圏・関信越エリアの1都9県で、数量限定で発売される。

世界初のレモンスライス入りレモンサワーが爆誕

プルトップを引くと、パカッ!と小気味いい音を立ててフタが全開。シュワシュワシュワ~と細かい泡が立ち、缶の底から黄色いものがプカプカッと浮き上がってくる。「なんだこりゃ~!?レモンスライス!」という驚きの缶製品が『未来のレモンサワー』だ。

発表会では藤森慎吾さんがゲスト出演。レモンスライスが浮き上がってくる様子と、フレッシュな香りに圧倒された様子だった。

6月3日の製品発表会で、「2021年、『アサヒスーパードライ生ジョッキ缶』のフルオープン缶から、このイノベーションは始まりました」と、マーケティング本部長・梶浦瑞穂氏は語った。

『アサヒスーパードライ生ジョッキ缶』は店頭で品切れが続出したヒット商品。まさしく画期的な缶ビールだった。

世界初の挑戦と大きな課題

レモンスライスを缶に充填したレモンサワーは日本初で、世界初。そこには数々の課題があった。

まず、レモンの調達先を探すことから。大量のレモンを安全に、かつ安定的に調達する必要がある。選んだのは中国四川省だ。実は中国四川省はレモンの名産地。収穫後の農薬不使用(ポストハーベストフリー)を徹底したレモンを確保した。

続いて、大きな課題になったのがレモンスライスをいかに乾燥させるか。

水分の含有量が多ければ微生物発生のリスクが格段に高まる。かといって、完全に水分を抜いてしまうと、肝心なレモンの風味まで損なってしまう。試行錯誤を重ね、高温乾燥、低温乾燥を組み合わせて微生物問題と風味をキープするバランスを見きわめた。

また、レモンスライスが缶底からプカプカと浮いてくるようにするため、レモンスライスの厚みを探った。

次のハードルは、レモンスライスという固形物を、どうやって缶に充填するか。ナタデココやタピオカの入った缶製品はすでにある。しかし、レモンスライスの充填は格段にむずかしい。とにかく薄いのだ。レモンを缶に入れため、ゼロから機械を入れ、システムを整備した。

「3年半、数百回のトライ&エラーを繰り返して完成しました」(前出・梶浦氏)

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年7月16日(火) 発売

超豪華付録「3WAYハンディ扇風機」付きのDIME最新号では「ヒット商品は『推し』が9割!」を大特集!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。