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持ち家に住む人に聞いた高齢者が住みやすい家の特徴TOP3、3位動線が使いやすい、2位ワンフロアで生活可能、1位は?

2024.06.11

訳あり不動産の情報メディア「訳あり物件買取プロ」を運営するAlbaLinkは、持ち家に住む500人を対象に「高齢者が住みやすい家に関する意識調査」を実施。得られた回答結果をランキング形式で発表した。

高齢者が住みやすい家の特徴1位は「バリアフリー化されている」

持ち家に住む500人に「高齢者が住みやすい家の特徴」を聞いたところ、1位は「バリアフリー化されている(401人)」で、8割以上の人から票を集めた。2位「ワンフロアで生活可能(199人)」も全体の4割近くの票を集めている。

高齢になると自宅内での転倒リスクがあるため、バリアフリー化やワンフロア生活でケガを予防したいと考える人が多いことがわかる。また体力も落ちることから、メンテナンスしやすいコンパクトな家なら暮らしやすいはず。

なお「動線が使いやすい」「水回りが広い」などは、「子育てしやすい家」の特徴としても挙げられることが多い項目。動線が使いやすくお風呂やトイレなどの水回りが広い家は、子育て期も老後も過ごしやすい家だと言えそうだ。

次に上位5項目に寄せられた回答を紹介していく。

■1位 バリアフリー化されている

・段差がないか、少ない。手すりがある。玄関は段差が高いと上がりにくいし、降りるときも怖い(40代 女性)
・滑りにくく、バリアフリーな家(50代以上 女性)
・段差がなく、階段がカーブになっていて傾斜が緩やかで、手すりもある。トイレや浴室に手すりが付いている(50代以上 男性)

高齢になると自宅内でつまずいて転倒し、回復に時間がかかることも少なくない。そのため、段差や階段を気にしている人が目立った。

階段がある場合には、「緩やかな階段」「踏板が広い」「手すりが付いている」などの工夫があると安心できるだろう。またお風呂場の床などが滑りにくい素材だと、転倒防止につながる。

段差ができやすい玄関についても、「スロープがあるといい」「上がり框(かまち)の段差をできるだけ小さくしたい」などの意見が寄せられた。

■2位 ワンフロアで生活可能

・1階だけで生活できる間取り(20代 女性)
・いざとなれば1階部分のみで生活が完結する間取り。1階に「キッチン」「寝られる場所」「トイレ」「お風呂」があれば、上階に上がれなくなっても大丈夫なので(30代 女性)
・「1階部分で生活が完結できる家」が良いと思います(50代以上 男性)

具体的には「平屋やマンション」「1階部分に水回りや寝室がある戸建て」などがある。ワンフロアで生活すると階段の上り下りがなくなるため、膝への負担が少なく、階段での転倒事故も未然に防止できる。

■3位 使いやすい動線

・トイレと玄関が近い(30代 女性)
・なるべく少しの動線で終わるようにできていると良いと思う(40代 女性)
・生活に必要な寝室と水回りの設備が近接した設計(50代以上 男性)

具体的には「玄関からリビングまで直線移動できる」「水回りがまとまっている」「トイレと寝室が近い」などが挙げられた。

生活動線や家事動線が考えられた家であれば、移動や家事が容易で、快適に暮らせる。高齢になると、夜間にトイレへ行きたくなることも増えるので、寝室とトイレが近いと安心だ。

また事故の起こりやすい浴室がリビング近くにあると、家族に異変を知らせやすい。

■4位 高断熱で室温が快適

・ヒートショックが起きにくい、冬でも暖かい家(30代 女性)
・断熱性が高い(40代 女性)
・年間通して室内温度がほぼ一定に保てて、24時間空調を完備している部屋(50代以上 男性)

室内の寒暖差で起きる「ヒートショック」は若い世代でも起きる。ただ65歳以上で持病がある人は、とくに警戒すべきだと言われている。

そのため老後に住む家は、室温を快適に保てる家がいいと考えている人も多数。ヒートショック防止には「浴室暖房」といった住宅設備のほか、「高気密」「高断熱」といった住宅そのものの性能も効果的だ。

■5位 コンパクトな間取り

・部屋はあまり広すぎないほうが良いと思います(20代 女性)
・少し小さめの間取り(30代 女性)
・広くなくコンパクトにまとまっていれば良い(40代 男性)

コンパクトな間取りには「移動しやすい」「掃除しやすい」といったメリットがある。家や部屋が狭いと認識していれば、物の増やしすぎも予防できそうだ。

物が減ると、「動線が物で塞がれて転倒につながる」「災害時に危険」といったことも回避できるはず。

子どもが独立したら「コンパクトな家に住み替えたい」「家を減築したい」と考えている人も多いのではないか。

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