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都心から1時間!愛犬と泊まれるグランピング施設「グランドーム千葉富津」滞在レポート

2024.06.19

遊び心にあふれた7つのマルシェ

しかし、レセプション、ラウンジ、テラスもある管理棟に入って驚いたのが、「グランドーム千葉富津」の魅力のひとつとも言える7つのマルシェ(15:00~20:00営業)。その内容はと言えば・・・。

1. ドリンクマルシェ 生ビール、酎ハイ、ハイボール、ソフトドリンクが飲み放題(グラスは部屋からジョッキ持ってくるルール)。 基本は部屋に持ち帰るのだが、ラウンジ、テラス席でいただくこともできるのだ。

2. おやつマルシェ まるで子供の頃通った!?駄菓子屋さんのようなマルシェで、数々の駄菓子を1人20個まで取り放題。中にはおつまみにもなるミニサラミ、ミニチーズタラもあって、子供から大人まで楽しめること請け合いだ。

3. 野菜マルシェ 地元の穫れたて新鮮野菜がチェックイン時間に合わせて運ばれてくるマルシェで、この日は新じゃが、ピーマン、にんじん、トウモロコシ(これのみパック詰め)などが並んでいた。基本は夜のBBQの食材として食べられる分だけドームテント、ヴィラに持ち込むというルールである。

4. コーヒーマルシェ 豆から挽く本格的なコーヒーがいただけるマルシェ。コーヒー好きにはたまらないはずである。

5. 燻製マルシェ テラスの燻製器を使い、自身で燻製体験ができるマルシェで、千葉産落花生とアルミホイルが用意されている。わが家はそれに加え、駄菓子のミニサラミとミニチーズタラも燻製にしてみることにした。燻製器の使い方が分からなければ、スタッフが親切に教えてくれる。なお、燻製には1時間ほどかかるため、到着したら、早目にチャレンジするといい。

6. スパイスマルシェ 同行したドッグスタイリスト&フードコーディネーターのnanaeさんが喜んだのが、スパイスマルシェ。数多くのスパイスが用意されていて、壁に貼ってあるレシピを元に、2食付きプランのBBQの食材にある牛肉、豚肉、そして鶏肉、ホットスパイスの4種類を自身でつくることができる。実際、夜のBBQの肉の味付けで大活躍してくれたことは言うまでもない。

7. アメニティマルシェ ドームテント、ヴィラ内には基本的なアメニティが用意されているのだが、歯ブラシや髭剃り、化粧品、お風呂用のボディタオルなどは、エコロジーの観点から置いていない。そこで必要なものだけチョイスできるアメニティマルシェがあり、。パジャマもここに用意されている。

しかも、管理棟のラウンジスペースでの飲み放題のドリンクマルシェ、野菜マルシェ、おやつマルシェを含むすべてのマルシェは宿泊料金に含まれているというのだから、太っ腹である!!

愛犬も安心のドッグルーム

今回、滞在したのはドッグルームのD-Ⅳ。115m²以上の芝生のドッグラン付きのドームテントである。チェックイン時には管理棟前の駐車スペースにクルマを止め、ドームに向かうときは雰囲気のいい敷地内の道を半時計回りに進むことになる。各ドーム、ヴィラには2台分の駐車スペースがあるから、ここの4ベッドルームに2台のクルマで訪れても安心だ。

ドームテントD-Ⅳはダブルベッド×2の天井が高く広々としたエアコン2台完備のドームテント(最大定員はマットレス使用で5名)で、芝生のドッグランは約115m²の広さを誇り、焚火、焼きマシュマロができる(マシュマロはマルシェに用意)ファイヤーピットもあるテラス、そしてドームのすぐ横には冷凍冷蔵庫や流し台、ガスのBBQコンロなどが用意されたエアコン付きの食事スペース、トイレ、洗面所、半露天風呂を完備。グランピング体験のすべてがひとつに集約されているから快適だ。ただし、TVがあるのはヴィラのみとなっている。

ドッグルームD-Ⅳの敷地レイアウトは、1段高いところに直径7mの大型ドームテントと食事スペースの建屋があり、その前がテラススペース。食事スペースの椅子をテラスに出せば、目の前がドッグラン。愛犬がドッグランで自由に遊んでいる姿をテラスから望むことができるというわけだ。

それにしても、ドームテントの中は豪華でオシャレで快適そのもの(暑い時期はエアコンが効くまで多少、暑いが)。2台のダブルベッドを始める、ソファ、チェア、テーブル、大型ミラー、そしてハンギングチェアまで完備。奥側のカーテンを開ければ、緑溢れる「グランドーム千葉富津」の景色が望め、自然光の明るさも文句なしだった。

ペットアメニティは大型サークル、大小の食器、トイレトレー、トイレシーツ、タオル、ウェットティッシュ、消臭ミスト、エチケット袋、コロコロなどが用意されている。

豪華なドームテント内でまったりし、ジャックラッセルのララを芝生のドッグランで遊ばせたあとは、管理棟のマルシェを訪れることに。管理棟内に犬は入れないため、1人がテラスでララと、1人がマルシェ巡り・・・を交互に、というフォーメーションである。

ボクはまず、テラスで行う落花生と、おやつマルシェにあるミニサラミ、ミニチーズタラの燻製にチャレンジしつつ、ドリンクマルシェのビールサーバーから注いだ生ビールをプファっと1杯。たまりません!! 緑に囲まれた環境で、テラスに吹く富津の初夏の風が気持ちいい。

同行のnanaeさんは野菜マルシェで今夜のBBQのための野菜を調達したあと、スパイスマルシェでBBQメニューにある牛肉と豚肉用のスパイスを調合。ミニカップは用意されているのだが、どちらがどっちのスパイスかは、マーキングしておくといい。間違えると本来の肉別のスパイスが使えないことになるから要注意である。

管理棟のテラス席で生ビールのウェルカムドリンクタイム!?をゆったりと過ごし、愛犬のお散歩に最適な「グランドーム千葉富津」の敷地内をお散歩しているうちに、初夏の空がうっすらと暗くなり始め、夕刻の時間に。そうそう、2食付きプランの朝夕食は、こちらが指定した16:00から18:00の30分刻みでドームテントに運んでくれるのだ。

アウトドア気分にどっぷり浸る!

わが家はファイヤーピットで、サービスの1回分の薪で火を起こし、マルシェで手に入れたマシュマロで、焼きマシュマロ体験。滞在するのは快適すぎるドームテントながら、アウトドア気分にどっぷり浸ることができるのである。

そうこうしているうちに、日没。いよいよ本日のメインイベントとも言えるBBQディナーの開始だ。食材はすべて冷凍冷蔵庫に入っていて、まな板や包丁なども用意されているから準備万全。あっ、スパイスマルシェで作った肉用のスパイスも!!

ガスの大型BBQグリル(分割して火加減を調整可)は食事スペース内に用意されているのだが、部屋が煙でモクモクにならないように、テラスに出して使うことに。千産千消グランピングBBQのメニューは、かずさ和牛のステーキ、骨付き地豚、ソーセージ2本、地元野菜サラダ、ほうれん草と金目とホタテの浜焼き、アヒージョ、バケット(バターは管理棟でひとつ100円)、デザートという豪華なもの。

しかも、これで2人分!!というボリウムで、なおかつ肉質の良さ、野菜の新鮮さに感動しきり。ビールを片手に、デザートまで美味しくいただいたのだった(スパイスによってタレは使わなくて済んだ)。個人的な印象だが、下手なスーパーマーケットで買うお肉より美味しいと感じたのも本当だ(アルミホイルの中はバケット)。

ちなみに、飲み物は食事スペースに用意されているジョッキを持って管理棟のドリンクマルシェ(15:00~20:00)で調達してもいいし、もちろん、持ち込みもOK。近くのコンビニで用意しておくといい。※アメニティマルシェのみ21:00まで営業らしい。

なお、夜、21時から翌朝8時まではサイレントタイム。ドームテント内で過ごし、テラスで騒ぐようなことは遠慮したい。実際、夜は静か(ごくたまに、遠くに電車が走る音が聞こえることもあるが)。

が、ぜひとも見てほしいのが、「グランドーム千葉富津」の夜の感動的なライトアップの美しさ。わが家はジャックラッセルのララの夜散歩で、まるで夜のテーマパークに迷い込んだようなライトアップ体験をすることができた。

グランピングBBQを大満足のうちに終え、食事スペースの奥にある半露天風呂でリフレッシュし、静かな環境で就寝。ジャックラッセルのララも芝生のドッグランで走り回り、遊び尽した1日だからだろうか、ひと足早く、幸せそうに眠りについていた。

翌朝は、「グランドーム千葉富津」の敷地内の爽快な朝散歩からスタート。本当に、緑に囲まれた素晴らしい環境で、ひとつひとつのドーム、ヴィラを見て回る楽しさもあったりする。管理棟のコーヒーマルシェのみ朝8時からオープンしているので、モーニングコーヒーをいただくこともできるのである(カップはマルシェにある)。

そして、2食付きプランの朝食を、ドームテント横の食事スペースでいただくことに。内容は野菜とローストビーフをバンズに挟むローストビーフバーガー。バンズは甘目で小麦の香りがする美味しいパンで、ローストビーフ用のソースと野菜用のドレッシング、そしてジュースも付いている。もちろん、コーヒーマルシェのコーヒーもいただいた。

ジャックラッセルのララを芝生のドッグランで遊ばせ、ボクたちは代わる代わる半露天風呂につかり、出発の準備。

午前10時、管理棟前の駐車スペースまでクルマを移動し、チェックアウト。豪華で気持ち良く快適なドームテント滞在とBBQの内容、整備された環境、愛犬のお散歩事情にも大満足の、初夏の「グランドーム千葉富津」の1泊2日のドライブ旅行を終えることができた。

東京都心から約60分というアクセスの良さ、ほぼ高速道路の走行で辿り着けるグランピング施設は、希少な場所とも言える。それにしても、繰り返すが、7つのマルシェの楽しさは、ほかではなかなか体験できない「グランドーム千葉富津」のグランピングでの大きな楽しみのひとつになるのではないだろうか。わが家としても、リピートしないわけにはいかない、とっておきのドライブ旅行先となったのである。

ちなみに、愛犬同伴ではない家族連れ、仲間同士、女子会のグランピング体験にはA/B/Cルームがあるのだが、今回、特別にBルームのドームテントB-Ⅲ(シングル4ベッド)を覗かせてもらったので紹介したい。子供連れ、女子会にも最適な可愛い色使いのインテリアだった。

グランドーム千葉富津

企画・構成・文 青山尚暉(モータージャーナリスト/ドッグライフプロデューサー)
写真/雪岡直樹
ララとわが家のスタイリング/nanae

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