グランピング施設「グランドーム千葉富津」滞在記
空前のアウトドアブームの今、しかしアウトドア初心者はもちろん、季節によって、いきなりテントを張って楽しむことに躊躇する人も多いはず。そんな人、ファミリー、愛犬連れの愛犬家と愛犬にとってひとつの理想的なアウトドア体験が、これまた今、大ブームになっているグランピング施設の滞在だ。
ドーム型テントの中にはホテルと変わらないベッドやテーブル、チェアがあり、エアコンも完備。場所によってはすぐ隣にダイニングスペースやトイレ、お風呂まで完備しているところもある。これなら、不自由なく、自然の中でアウトドア&グランピング体験、滞在ができるというものだ。
今回、愛犬のジャックラッセルのララとともに訪れたのは、まさにそんなグランピング施設、東京都内からであればクルマで約60分、東京湾アクアライン経由で富津中央ICからクルマで約8分という、アクセス抜群の「グランドーム千葉富津」を訪れることにした。乗っていったのは、アウトドアライフにも似合う、発売されたばかりのホンダのコンパクトSUV、WR-Vの純正アクセサリー装着車である。
「グランドーム千葉富津」は2022年8月にオープンした、千葉・富津の湊川沿いの広大な敷地に広がるグランピング施設で、全20棟、5つのタイプのグランピングドーム/ヴィラを展開。Aタイプはシアタールームでシアター設備が備わり、Bタイプはハンモックがあり、Cタイプはブームのサウナ付き。今回滞在したDタイプ4棟は愛犬同伴が可能で、さらに、もっとも贅沢なHタイプのプール付きヴィラ(8名まで滞在可/ルームチャージ方式)4棟のうち2棟が愛犬同伴可能となっている。すべて、食事スペース、トイレ、お風呂付き(Hタイプは温泉)で、Dタイプには、愛犬が喜ぶ広大な芝生のプライベートドッグラン(2ベッドは約155m²、4ベッドは約22m²)も完備。愛犬連れのドライブ旅行、グランピング体験でわが家がここを選んだ大きな理由、ドッグフレンドリーポイントである。
さて、午前中にわが家を出発したわが家は、まず、このエリアでお気に入りの立ち寄り先となる保田中央海水浴場で初夏の海風を浴び、ジャックラッセルのララをリフレッシュさせてあげることにした。
磯料理店の山田屋でランチ
昼過ぎには、これまたわが家お気に入りの、店内に愛犬を同伴できる磯料理店の山田屋でランチ。1年ぶりに来訪だが、昨年はいなかったゴールデンレトリーバーのそら君1歳が出迎えてくれた。最初は見知らぬ客にわんわん吠えていたものの、すぐに慣れて、床でリラックス。ララとも犬同士、仲良しになったようだ。
新鮮な磯料理はどれを注文しても絶品。せっかく南房総に来たのだから、「グランドーム千葉富津」の夕食がBBQであることを踏まえ、ランチにはやっぱり和食、磯料理が欠かせない。※愛犬同伴席は2席。土日は予約が望ましい。
午後3時、近くのコンビニで飲み物などを仕入れ、初めて訪れる「グランドーム千葉富津」に到着。
チェッイン手続きは、愛犬をクルマに乗せたまま、下ろしたままであれば1人が管理棟で行えばよく、愛犬といっしょにチェックイン、ということであれば、管理棟右側の通路からテラス席に進み、そこでチェックインを行うことができるのだから愛犬連れとしては嬉しい限り。