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外が雨でも博物館がある!めくるめくミュージアムの世界を古墳マニアの高校生が解説

2024.06.05

【古墳王子の早口コラム】

こんにちは、小学生の頃から古墳の魅力に目覚め、訪ねた古墳は3000基以上の高校生、古墳王子です。

このコラムでは皆さんにディープでマニアックな古墳の魅力が伝わるよう、僕が感じた感動や発見をオタク特有の早口でお伝えしていきます……が、6月は日本列島の梅雨入り。

野外での遺跡巡りはちょっと厳しい季節になってきました。

そこで今回は雨でも安心、優しい価格の入館料で楽しめる博物館の魅力について、全国350カ所以上の博物館や資料館を訪問してきた僕なりの目線でお伝えしたいと思います。

難しくてお固いイメージ?博物館って実際はどんなところ?

皆さんは、小学生の頃に一度は地域の博物館や資料館へ、校外学習などで出かけたことがあるかと思いますが、そのときのことを覚えていますか?

あの頃は集団行動で他のことに気が行きがちだし、勉強するところのようなイメージで、なんとなくそのまま博物館と疎遠になった方も多いかもしれません。

他にも、静かに大人しくしないといけない雰囲気だったから、小さな子どもを連れて行くのは気が引けると感じる保護者の方や、「ナニのドコをみればいいのか、楽しみ方がわからなかった」という人もいるでしょう。

結論から言って、博物館は入館ルールさえ守ってくれれば大人でも子どもでも、知識があってもなくてもみんな来てOK! むしろ初心者大歓迎の教育普及施設なのです。

『教育』って名前が付くだけでちょっと拒否反応が出ちゃいそうですが、博物館等施設にはいくつかの種類があって、その中には動物園や水族館、科学館や美術館も含まれます。

段階で言うと幼稚園や保育園ぐらいの年齢までは動物園や水族館に親しみ、小学生ぐらいから科学館へ足を踏み入れる感じのルートが定番なので、そう考えると実は、結構皆さん博物館を楽しんできているのだ!

しかしなぜなぜ『博物館』となるとこうも構えてしまうのか。展示されているモノの色合いが地味な気がするから? 説明文に漢字と専門用語が多くて難しい?

もちろん博物館が好きで足繁く通っているツウの方も多くいらっしゃるとは思いますが、ここは一つ初心者の頃を思い出しながら「おもろ!」な視点で各地域の博物館をほんの一部ですが一緒に見ていきたいと思います。

新潟市歴史博物館みなとぴあ(新潟県新潟市)

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