オリジナルゴルフ用品・用具の開発、製造販売を行なう広田ゴルフは、軟鉄鍛造フォージドウェッジの新モデルを2024年5月31日より発売を開始した。
ラインアップは軟鉄鍛造+CNC精密加工の「HT-009フォージドウェッジ」、日本ゴルフ製造発祥地市川町の日本技が光る「HT-0Xフォージドウェッジ「HT-011フォージドウェッジ」。価格は9999円(税込)から。
今回の新モデルについて
ショートゲームはスコアを左右する要因の一つであり、その点からもウェッジは重要なクラブなる。そこで今回は、様々なゴルファーのために性格の異なるウェッジ3タイプが新たに登場した。それもゴルフクラブのウェッジヘッドに使われる素材の中で、最も人気のある軟鉄素材を用いたモデルになる。
ウェッジヘッドに使われる素材にはステンレスなどあるが、上級者が好むのは軟鉄。その軟鉄にも、金型に流して成型する鋳造(ロストワックス)と加圧成型する鍛造(フォージド)があり、ツアープロや上級者が好むのは軟鉄鍛造が多い。
軟鉄鍛造は素材が柔らかいため、打感や打音のフィーリングがよく、フェースにゴルフボールが吸い付く感覚も特徴的だと言われているからだ。
そんな軟鉄鍛造は高価なイメージを持っているゴルファーも多いが、同社では多くのゴルファーにフォージドの良さを感じてもらうため、今回の価格での新作発売に至ったという。
商品の主な特徴
■軟鉄鍛造+CNC精密加工のHT-009
HT-009フォージドウェッジは、軟鉄鍛造で成型したヘッドを1つ1つCNC精密加工で削り出した贅沢だが高コスパなモデル。
CNC精密加工で削り出されたソールは抜けがよく、またバックフェースに5つの穴をあけることで重量配分の高重心化を図った設計により、バックスピンもかかりやすい。
■日本技が光るHT-0X
HT-0Xはヘッド1つ1つを日本の熟練職人がハンドメイドで仕上げ、フェース全面にスコアラインを入れることでフェースをフルに活用した様々なショットを可能にしたモデル。ノンメッキの黒染め仕上げにより、素材そのものの打感を楽しむことができる。
また、7月中旬発売予定のヴィンテージメッキモデルの予約受付を開始。ヴィンテージメッキは使えば使うほど味が出てくるメッキ処理を行なっており、自身でも少し手を加えてヴィンテージ感を演出できる。
■グースネック設計のHT-011
HT-009及びHT-0Xのフォージドウェッジはストレート気味のネックだが、HT-011フォージドウェッジはグースネック設計。グースネック設計にすることでフェースがやや閉じた状態でインパクトを迎えやすくなり、ボールが浮きやすい和芝などに向いている。またシンプルにアプローチしたいゴルファーにお勧めモデルだ。こちらのモデルも職人がヘッドを手作業で仕上げている。
商品概要
種類/HT-009、HT-0X、HT-011
価格/9999円(税込)~
ロフト/全モデル 48° 50° 52° 54° 56° 58° 60°展開
素材製法/
HT-009:軟鉄鍛造+CNC サテンメッキ
HT-0X: 軟鉄鍛造 黒染め/ヴィンテージメッキ
HT-011:軟鉄鍛造 サテンメッキ
販売場所/公式オンライン、取り扱いショップ
関連情報
https://hirotagolf.co.jp/
構成/清水眞希