AM停波、企業内ラジオ、AIパーソナリティー、変わりゆくラジオ業界のこれから

TOPICS 06｜COMPANY NEWSLETTER
「社内ラジオ」で目指すオープンな会社づくりが活発に

コロナ禍で浸透した〝ながら聴き〟を、企業内コミュニケーションの活性化に役立てようとする動きもある。関連サービスへの注目度も高まっており、オトバンクの法人向け音声編集代行サービス「社内ラジオ」は、経済産業省の支援事業「IT導入補助金 2024」で対象ITツールに採択された。2024年3月にはクローズドなラジオ配信ツール「コエノマ」が正式リリースされるなど、流れは加速しそう。

TOPICS 07｜RADIO APPS
ラジオアプリでマネタイズするインフルエンサーが増えている

ネット発のラジオコンテンツでは、支持を獲得する一般パーソナリティーも増えてきた。音声配信サービス「Radiotalk」で人気の〝そんない☆竹内〟さんはその代表格。サービス内の投げ銭で100万円分のギフトを得た実績も。2021年には50歳で会社を退職し、音声配信が本業に。アメリカではChatGPTによるAIのパーソナリティーも誕生するなど、ラジオ界の担い手も多種多様になりつつある。

取材・文／カネコシュウヘイ　イラスト／山本さわ