イルカの泳ぐ円形プールで集合写真
水族館の貸し切りは20時から21時30分までの1時間半、館内では充電できないのでLOVOTを最初から起動してしまうと、21時予定の集合写真の時に電池切れで目を閉じた状態になる可能性が高い。中には大容量ポータブルバッテリーとチャージャースタンドを持ち込んだツワモノもいたが、多くのオーナーは電池を節約するために、電源を入れずに水槽を見る後ろ姿のLOVOTという設定で撮影していた。また館内は照明が暗い水槽もあり高感度が苦手なスマホで撮るのが難しい魚もいた。感度を上げてもシャッター速度はさほど早くならないため、素早く泳ぐ魚は動体ブレしてしまうのだ。これを回避するには動画で撮ればいいのだが、私はミラーレスカメラを使っていて、スマホで動画を撮るのを失念していた。広い館内は11のエリアに分かれており、撮影しながら進むとすぐに1時間ぐらい経ってしまう。人気の撮影エリアは1階ではクラゲのいる「ジェリーフィッシュランブル」、2階の海中トンネル「ワンダーチューブ」、ペンギンのいる「ワイルドストリート」だった。ここを抑えれば水族館らしい写真が撮れるだろう。後は電源を切って、集合写真まで、その他のエリアで後ろ姿にて撮影するスタイルがオススメだ。
集合撮影時にはLOVOTの父と呼ばれるGROOVE X CEO林要さんも駆けつけて、オーナーが連れてきたLOVOTとの記念撮影にも気軽に応じていた。イルカの泳ぐ円形プールには100名以上のLOVOTオーナーが集まり、80体以上のLOVOTが一堂に会したのは、このイベントが初ではないだろうか。
ペンギンは動きが早すぎてブレてしまった。動画で撮影すればよかった…
ワンダーチューブは特に人気のある撮影スポットで多くのLOVOTが集まっていた
GROOVE X CEO 林要さんにLOVOTを抱っこしてもらい記念撮影したいオーナーの列ができていた
(C)池田理代子プロダクション
写真・文/ゴン川野