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健康な60代の女性は間食の頻度が高く、約半数が「食いしん坊」と自負

2024.06.07

雑誌「ハルメク」などのマーケティングやリサーチのコンサルティングを通じて、50代以上のインサイトを日々探求する、ハルメク 生きかた上手研究所では、20~79歳の男女を対象に「食に関する意識・実態調査」を実施。回答結果をグラフと図表にまとめて発表した。

本稿では、同社リリースを元にその概要をお伝えする。

自分の健康を重視する70代。女性は40代から自分の健康が気になり始める

・食事の重視点は、全体では1位「自分自身の健康」、2位「おいしさ」、3位「自分以外の家族の健康」。
・男女とも70代は「自分自身の健康」が突出しているが、男性の方が11ポイント高かった。女性70代は「家族の健康」の重視割合が25.0%を占める。女性を年代別に見ると、30代までは「おいしさ」が「自分自身の健康」を上回るが、40代では同率となり、50代以降は「自分自身の健康」が1位だった。
・朝の主食は、全体では「パン」(58.1%)、「ご飯」(43.6%)の順。20代のみ、パンより「ご飯」の方が15ポイント高く、年齢が上がるほど「パン」の割合が高くなる。
・昼の主食は、全体では「ご飯」(60.8%)が最も高いが、60代以上は「めん類」が6割を超える。
・夕食のメニューで年代差が大きかったのは、「魚」「大豆製品」「野菜」のおかずで、特に「野菜」は20代と70代で39ポイントの差が見られた。夕食の品数平均は70代が5.01と最も多かった。

■健康状態が良い女性60代、1週間の間食回数は6回を超え、「食いしん坊」と認識している割合も高い

・現在の健康状態を「健康」「やや健康」と回答した割合は、全体で54.8%。最も高かったのは女性60代(69.0%)だった。男性20代、女性40代は「どちらともいえない」が多く、健康+やや健康の合計値は50%未満だった。

・間食する割合は全体で77.0%。最も高かったのは女性30代(90.0%)だった。間食している人のうち、1週間あたりの平均回数が最も多いのは女性60代(6.25回)。間食で食べているものは、全体では「チョコ」「米菓」「クッキー、ビスケット」の順。男女とも70代で「和菓子」が3位以内に入った。

・自分を「食いしん坊」だと思う(そう思う+ややそう思う)割合は、全体で43.8%。男女差が大きく、最も高かったのは女性50代と60代(いずれも55.0%)だった。

・幸福度(10点満点の平均)は全体で6.13点。「食いしん坊」と認識している人全体では6.47点と、平均点が上昇した。

■夕食の準備時間が最も長い女性70代、女性30~50代は献立のマンネリに悩み

・夕食の準備時間は全体で39.6分。最も長いのは女性70代(49.0分)だった。
・1週間の平均自炊回数は女性70代が最も多い(6.39回)。中食(冷凍食品、総菜・弁当などの調理済み食品)の利用は女性20代(2.85回)が最も多い。女性は年齢が上がるにつれ中食回数が減少するが、70代で再び増加した。

・調理で一番大変・苦手なのは、全体では「献立を考える」(33.2%)。特に女性30~50代が高く、4割を超える。女性70代では「後片付け・洗い物をする」が2割を超えた。

・調理や食材保存では、女性30~50代で「いつも同じメニューになってしまう」が4割を超えたほか、女性60代以上は「作り置きをしている」「ストック用の冷凍庫を持っている」「生鮮食品を冷凍保存している」が全体より5ポイント以上高かった。冷凍保存は男性70代も高い。なお、半調理品や総菜・弁当への罪悪感は年齢を問わず高くても1割程度となっている。

調査概要
調査方法/WEBアンケート
調査対象、対象者数/全国の男女20~79歳、1200名
調査実施日/2024年2月20日~2月21日 
調査主体/株式会社ハルメク・エイジマーケティング  ハルメク 生きかた上手研究所
出典/ハルメク 生きかた上手研究所調べ

関連情報
https://halmek-holdings.co.jp/

構成/清水眞希

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