ところで、男性諸君の皆さんはどのような「ムダ毛ケア」をしていますか?
「脱毛をしている」「カミソリで剃っている」「ハサミで整えている」……一言で「ムダ毛ケア」と言っても個々人によってさまざまなお手入れ方法があるのが現実だ。
毛の量に関しても、必ずしも‶ツルツル〟だけが正解ではなく、自然な長さは残しておきたいと考える男性も少なくない。
また、「指毛はいらないけど、すね毛はちょっとは欲しいかな」という具合にケアをする部位によって毛を「残す/残さない」の判断も変わってくる。
つまり「ムダ毛ケア」とは、脱毛、剃毛だけでなく、それらも含めてムダ毛を「整える」ことが求められている。今回は「整毛」という新しい考え方と、整毛に適した美容家電パナソニック「ボディトリマー」を使ったセルフ整毛の方法を紹介していきたい。
男性脱毛事情……すね毛をケアしているのは5割強?
まずは男性のムダ毛ケア事情をデータの面から振り返ってみよう。
2023年8月下旬に実施したアンケート(小学館『DIME』読者メルマガ・公式ホームページにて配布・回収。回答者は20代以降の男性56名)の結果は以下の通りだ。
参考:すね毛&うで毛処理ってどうしてる!? メンズ美容のプロが語るムダ毛ケアの正解【オレたちの「毛」問題】by『美的HEN』
Q.すね毛やうで毛は必要だと思いますか?
Q. すね毛やうで毛はどのような状態でいたいですか?
Q.すね毛のムダ毛ケアはどうしていますか?
Q. うで毛のケアはどうしていますか?
「すね毛やうで毛は必要だと思いますか?」の問いには62%がNOと答えているにもかかわらず、すね毛のお手入れをしているのは55%、うで毛に至っては45%しかケアをしていなかった。ケアをしたいという思いの反面、実際に行動に移すことができていない人も多いということだ。
また、「すね毛やうで毛はどのような状態でいたいですか?」という問いの答えを見る限り、脱毛、剃毛だけでなく、「整毛」の需要の高さをうかがうことができる。
「すね毛があった方がセクシー」?ムダ毛ケアで悩む男性
そこで、DIME編集部から20代男性代表として編集ヒロ個人のムダ毛ケア事情に迫った。
ヒロ:僕は普段はT字カミソリ派です。ただ少し肌が弱いので、使いすぎると赤くなってしまうんですよね……。
ヒゲや腕は薄いのでまだ大丈夫なのですが、足の毛は量が多いので大変です。あとカミソリだと脇やVIOゾーンなど、繊細な部位をケアするときには少し怖さを感じています。しっかりと自分の目で見ながら剃るのが難しい場所ですからね。
ヒロ:妻は「すね毛はあったほうがセクシー」と話しているんですよね……。カミソリだと長さの調整ができないのでどうしようか悩んでいます。
脱毛をしてしまうと毛が欲しいと思ったときに伸ばすことができませんし、短パンを履く季節になるとムダ毛ケアをする頻度を上げないといけないので肌への負担も大きくなる……。
ヒロ:そもそも、僕のケアの方法は正しいのかな……。知らず知らずの内に肌に大きな負担をかけていて、数年後、取り返しのつかないことになっていないだろうか……。脱毛、カミソリ、ハサミ……僕はいったい何を使ってムダ毛ケアをすればいいのだろうか……。
あぁ……考えれば考えるほど‶答え〟が分からなくなってくる……。
???:ヒロさん! 大丈夫ですよ!
ヒロ:あ、あなたは!?
五嶋:僕は「整毛マイスター」。あなたのムダ毛ケアの悩みにしっかりと答えて見せます!
パナソニック株式会社ビューティ・パーソナルケア事業部 五嶋善晃さん
『ボディトリマー』を含むメンズグルーミング商品のすべてを知る、整毛マイスター。
整毛マイスターが教える「ボディトリマー」の魅力
五嶋:ヒロさん、まずは覚えておいてほしいのが「ムダ毛ケア」に答えはないということです。体毛の濃さは人によって違いますし、ライフスタイルも違う。パートナーや家族の希望も人それぞれです。
ヒロ:じゃあ、どうすれば……。
五嶋:しかし、到達点は違えども多くの人が「整毛」の必要性を感じています。
そして、その多くの需要にこたえられるのがパナソニック「ボディトリマー ER-GK82」(※以降ボディトリマー)なんです。
ヒロ:どういうことですか!?
五嶋:「ボディトリマー」の魅力は何といっても0.1mm~12mmまで12段階でムダ毛の長さを調整できるという点です。
「ボディトリマー」には二種類のアタッチメントが付属しています。
「肌ガードアタッチメント」はVIOゾーンのような肌がやわらかくデリケートな部位を整えるのに適したアタッチメントになっており、毛を約2mmにカット可能です。
「ダイヤル式長さそろえアタッチメント」(※以降長さそろえアタッチメント)は、ダイヤルを操作することにより3~12mm、1mm刻みで長さを調整してカットできます。例えば、自分にとっての‶理想のすね毛の長さ〟が分からないという人にも、12mmから少しずつ短くしていくことにより、理想のすね毛の長さを見つけることができます!
ヒロ:それはいいですね! 「長さそろえアタッチメント」があれば、すね毛でも下の方は3mm、上の方は6mmみたいなこともできますよね。
五嶋:理想の長さは7mmだけど、週に1回くらいしか整毛できないときは5mmにしておく、といった柔軟な使い方もできますよ。
あと、アタッチメントなし(直刃使用)だと、0.1mmでカット可能なので、「うで毛だけいらない派」も、うで毛は直刃、すね毛はアタッチメントありといった使い分けもできるんです。
ヒロ:直刃だと少し怖いのですが大丈夫なんですか?
五嶋:心配ありません。直刃と言っても、カットを行なう振動している刃は直接肌に触れないように設計されています。肌に触れるのは先端が尖っていないガード刃です。正しく使えば、肌に優しく剃れます。
整毛マイスターが「ボディトリマー」のコツを伝授!
ヒロ:整毛マイスターさん! 僕に「ボディトリマー」の使い方を教えてください!
五嶋:もちろんです。任せてください!
五嶋:すね毛の長さは何mmにしますか?
ヒロ:そうですね、6mmくらいがいいですね。
五嶋:わかりました。では「長さそろえアタッチメント」の長さを6mmにしますね。「長さそろえアタッチメント」を使用する際は、アタッチメントの平らな面を肌に対して垂直に当てて上下、または左右に動かしてください。力を入れずにゆっくりと動かして大丈夫です。
ヒロ:すごい! どんどん剃れています!
五嶋:注意点をひとつだけ。アタッチメントを使用してカットを行なう際には、毛が濡れていない状態にしてください。濡れてしまうと毛が肌に張り付いてしまって、上手に長さをそろえることができなくなってしまいます。
ヒロ:なるほど
五嶋:アタッチメントなしの場合は濡れていても問題ありません。IPX7基準(水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がない)検査をクリアしているので、お風呂などでも使えます。ケアをする部位によって、どこで、いつ整毛するのか使い分けてみましょう。
ヒロ:どうでしょう、マイスター! すね毛の整毛ができました!
五嶋:おお! これはすごい。とても上手に整っていますね。
ヒロが体験した「銭湯事件」
ヒロ:いいですね、「ボディトリマー」。そういえばめちゃめちゃ気になることがあって……。先日、銭湯に入っていた時の話です。髪を洗い終わって、さあ湯船に浸かろう!と後ろを振り返ると、ちょうど50代くらいの男性が隣を通り過ぎていったんです。すると、その方のお尻の毛がすごくて……。お尻の割れ目から毛が溢れているのが見えてしまったんですよ……! 僕も体毛は濃いほうだと思うので、もし年を取った時にこうなったら嫌だな、と反射的に思いました。 もちろんそれが魅力的に感じる人もいるかもしれませんが、自分は何とかしたいと思います!
五嶋:(笑)。実際、「ボディトリマー」の購入者にはVIOゾーンを整えたいという方も多いんですよ。
ヒロ:僕もその一人です。自分のお尻の毛をカミソリで剃ろうとしたのですが、めっちゃムズいです! 一回失敗して肌を傷つけてしまったこともあって、それ以降、VIOゾーンを剃るのが怖いんですよ。
五嶋:その点、「ボディトリマー」は安心かもしれません。
「肌ガードアタッチメント」があれば安全に整えることができますし、「ボディトリマー」自体が「I字シェイプ」デザインになっており非常に握りやすく使いやすいんです。部位にあわせて持ち方を自由に変えられます。
ヒロ:少し聞きにくいことを聞いてもいいですか?
五嶋:なんでしょう?
ヒロ:VIOの毛を剃る際はどのような姿勢で剃るものなんでしょうか。パートナーや友人には相談しにくくて……。
五嶋:そうですよね。
各人でやりやすい姿勢で問題ありませんが、パナソニックとしては「鏡を使う」「椅子などに片足をのせてのぞき込む」「しゃがんでのぞき込む」「椅子に座ってのぞき込む」の4パターンを提案しています。
ヒロ:ありがとうございます!
僕、これならカミソリ辞めていいです! 買います!
五嶋:ご満足いただけてよかったです、また整毛で気になることがあったらいつでも聞いてくださいね!
製品情報
■パナソニック『ボディトリマー ER-GK82』オープン価格
【SPEC】
電源方式/充電式
充電時間/約1時間(室温0℃~35℃)
使用可能時間/連続約50分間
アタッチメント/ダイヤル式長さそろえアタッチメント:3~12mm(1mm刻み)、肌ガードアタッチメント(2mm)
防水設計/IPX7基準(※)
水洗い/本体丸ごと水洗いに対応
本体サイズ/高さ204×幅33×奥行き47mm(アタッチメント含まず)
※ IPX7基準(水深1メートルに30分間水に浸けても有害な影響を生じる量の水の浸入がない)検査をクリアしています。
取材・文/峯 亮佑 撮影/松本健太郎 イラスト/平松慶