東京および日本屈指のターミナル駅として知られる東京駅。仕事の出張や旅行、帰省など様々なシーンで活用する機会があるため、自宅から近ければ近いほどうれしいという人は多いことだろう。
では、東京駅から30分圏内でシングル向け物件の家賃相場がもっとも安い駅というと、いったいどこになるのだろうか?
リクルートが運営するニュースサイト「SUUMOジャーナル」はこのほど、東京駅まで電車で30分以内に到着するシングル向け物件(10平米以上~40平米未満、ワンルーム・1K・1DK)を対象にした最新の家賃相場ランキングを発表した。
1位&2位は、どちらも商業施設が充実した千葉県内の駅
1位はJR京葉線・南船橋駅で家賃相場は6万4000円。千葉県船橋市に位置し、西船橋・新松戸方面に向かうJR武蔵野線も乗り入れている。東京駅までは、JR京葉線に乗って10駅・約30分で到着。南船橋駅の北側には船橋競馬場や2つのショッピングモールが広がり、その先に住宅街が続く。
住宅街を通りつつ、駅から約20分も歩くと京成本線・船橋競馬場駅へ行くことができ、こちらの駅前に来ればホームセンターが利用できる。南船橋駅の南側には駅に直結して2023年11月にオープンしたショッピングモールがあり、西側には北欧発の家具販売店がある。
さらにその隣接地には、収容人数1万人規模の大型多目的アリーナも。このように駅周辺には大型商業施設が豊富にあり買い物に便利な環境だ。そのぶん、駅の徒歩15分圏内の住宅の選択肢は多くはないので、徒歩20分圏内くらいに範囲を広げて探すのもいいかもしれない。
2位には、家賃相場6万5500円でJR総武線・津田沼駅がランクイン。JR総武線の快速に乗って7駅・約30分で東京駅に到着できる。津田沼駅は千葉県習志野市にあり、1位・南船橋駅とは直線距離で2.5kmほどしか離れていない。
さらに津田沼駅から5分も歩けば新京成線の新津田沼駅があり、西南方面へ徒歩20分少々で京成本線・谷津駅、東南方面へ徒歩15分ほどで京成本線・京成津田沼駅にも行けるという、駅が密集するエリアに位置している。駅周辺には飲食店も多く、食事にも買い物にも困らない環境だ。