小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

今後の日経平均株価は5月末の3万8500円付近の分岐点に注目

2024.05.30

株価トレンドの分析には各種のチャートが使用されるが、その中で国内はもちろん、海外でも広く認知されているのが一目均衡表(いちもくきんこうひょう)だ。

これは戦前の1936年、東京に本社を置く都新聞社の商況部部長だった細田悟一氏が、7年の歳月と延べ約2000人の人材を投入して完成させたとされる。

今回、三井住友DSアセットマネジメント チーフマーケットストラテジスト・市川 雅浩氏から届いたリポートは、この一目均衡表を元に日経平均株価を分析しているので、早速その概要をお伝えする。

日経平均は3月に4万1000円台をつけるもその後調整気味、そこで一目均衡表でトレンドを確認

日経平均株価は2024年3月22日の取引時間中(以下同じ)に4万1087円75銭の高値をつけた後、調整色が強まり、4月19日には3万6733円06銭まで下落した。その後は徐々に持ち直しているが、直近で3万9000円台の定着に苦戦しており、上値の重い展開が続いている。

そこで今回のレポートでは、テクニカル分析を使って、日経平均の目先の値動きを探っていきたい。

一般に、テクニカル分析で使用されるチャートは、「トレンド系」と「オシレーター系」に分類される。トレンド系チャートは相場のトレンド判断に適し、オシレーター系チャートは相場の過熱感の判断に適していると言われている。

今回は、前述のとおり3月に4万1000円台をつけた日経平均について、上昇トレンドの持続性を確認するため、トレンド系チャートの代表格である「一目均衡表」に注目した。

■一目均衡表で日経平均は下落トレンドには至っていないものの、上昇トレンドは弱まっている状況

一目均衡表は、「転換線」、「基準線」、「先行スパン1」、「先行スパン2」、「遅行線」という5つの線で構成される。これら5つの線と日足の位置関係が重要で、例えば、(1)転換線が基準線を上抜けている、(2)遅行線が日足を上抜けている、(3)日足が雲(先行スパン1と先行スパン2に挟まれた領域)を上抜けている、という3つの条件がそろうと、「三役好転」という、非常に強い買いシグナル(上昇トレンド)と解釈される。

反対に、3つともすべて下抜けとなってしまうと、「三役逆転」という、非常に強い売りシグナル(下落トレンド)と判断される。

そこで、実際に日経平均の一目均衡表をみてみると、5月24日時点では、(1)転換線が基準線の上に位置し、(2)遅行線が日足と重なっており、(3)日足は雲の中に位置している(図表)。

つまり、三役好転の3条件のうち、(1)のみを満たす状況となっていることから、上昇トレンドは弱まっていると判断できる。

■5月末3万8500円付近がトレンドの分岐点に、ただ5月のトレンドが6月再転換の展開もありうる

したがって、当面は日経平均が雲の下限である先行スパン2を下抜けるか否かが焦点になると思われ、その先行スパン2は、5月27日から月末31日まで、3万8471円19銭に位置している。

そのため、仮に日経平均が今週、3万8471円19銭を大きく下回って取引を終了した場合、一目均衡表で「三役逆転」の3条件が満たされ、下落トレンドに転じる可能性が高まる。

ただ、雲の下限である先行スパン1は、5月29日から31日まで38,582円17銭へ低下しており、日経平均の終値がこの水準を大きく上回れば、上昇トレンドは継続となる。

このように、月末3万8500円付近はトレンドの分岐点として注目されるが、6月1日から28日までは比較的雲が薄い(3万8200円付近~3万8900円付近)ため、今週、雲の上抜け(下抜け)度合いが小さければ、6月に再び下抜け(上抜け)という展開も想定される。

関連情報
http://www.smd-am.co.jp

構成/清水眞希

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年6月14日(金) 発売

DIME最新号の大特集は「スマホ時代デジタルデトックス!脳疲労解消法」

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。