コロナ禍では、三密を避けられる運動としてゴルフがブームとなった。では、アフターコロナとなった現在の状況はどうなっているのだろうか。
GfK Japanは、全国の主要ゴルフ用品取り扱い店およびインターネット販売の実績をもとに、2024年1-3月の主要ゴルフ用品※1の販売傾向を発表した。
ゴルフクラブは金額前年比4.1%の微増、ゴルフ消耗品は金額前年比0.3%増とほぼ前年並み
2024年1-3月における主要ゴルフ用品の販売金額は、前年比2.0%増となった。2024年に発売された新製品の販売がドライバーを中心に堅調となり、コロナによるゴルフブームが落ち着いた2023年から微増となった。
2024年1-3月におけるゴルフクラブの販売金額は、前年比4.1%増となった。ゴルフクラブ※2の中では、2月から発売されたドライバーの新製品販売が好調となっている。
一方でフェアウェイウッド、ユーティリティは前年比マイナスとなり、ゴルフクラブの種類によって好不調が分かれる結果に。
2024年1-3月におけるゴルフ消耗品※3の販売金額は、前年比0.3%増。ゴルフボールは新製品や定番モデルが堅調な販売となり、前年並みの推移となった。
ゴルフグローブは平均単価の上昇がみられ、数量ベースでは前年から微減となったものの、金額ベースでは前年を僅かに上回った。ゴルフ消耗品の売れ行きが堅調であることから、ゴルフプレー需要は底堅く推移していると想定される。
※1. ゴルフクラブ、ゴルフボール、キャディバッグ、ゴルフシューズ、ゴルフグローブの合算
※2. ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアン、ウェッジ、パター、クラブセットの合算
※3. ゴルフボール、ゴルフグローブの合算
関連情報
https://www.gfk.com/ja/home
構成/Ara