ファーウェイ・ジャパンは2024年5月15日に「2024年上半期新製品発表会」を開催。ヘルスケア機能が進化したスマートウォッチ『HUAWEI WATCH FIT 3』に加え、ノイズキャンセリング性能が向上したワイヤレスイヤホン『HUAWEI FreeBuds 6i』など、5製品を発表した。
薄型、軽量でファッショナブルな『HUAWEI WATCH FIT 3』
中でも注目は、“Fashion Squared”をテーマに、トレンドを取り入れたファッショナブルなデザインの『HUAWEI WATCH FIT 3』だ。前モデルよりもディスプレイが1.74インチから約1.82インチへと大型化し、厚さは10.8mmから約9.9mmへと薄型化した。「重さも26g(ベルト含まず)と軽量なので、長時間の着用でも負担になりません」と、製品プレゼンテーションを行なったプロダクトスペシャリストの橋野 翼氏はアピールする。
ファーウェイ デバイス 日本・プロダクトスペシャリスト 橋野 翼氏。
ベゼルも細くなり、画面占有率は約77.4%。本モデルからサイドボタンのほかにクラウンを追加し、操作性を向上させた。回転させることで素早く目的の機能にアクセスできる。
ベルトは柔らかくフィット感のいいラバーのフルオロエラストマーベルトで、カラーはブラック、ピンク、ホワイトの3色(市場想定価格2万3980円)を用意。このほかナイロンベルトのグレーと、EC限定販売となるレザーベルトのホワイト(共に市場想定価格2万5080円)の5タイプを、5月22日より発売する。
『HUAWEI WATCH FIT 3』。(左から)ナイロンベルトのグレー、ピンク、ブラック、ホワイト、レザーベルトのホワイト。
機能面ではカロリー管理機能が大きく進化。「HUAWEI Health」アプリで摂取カロリーを簡単に記録できるようになった。しかも摂取カロリーを自動で計算し、炭水化物、タンパク質、脂質の含有量を円グラフでわかりやすく表示する。食品やメニューは10万項目のデータベースから選択可能。今後さらに追加していく予定だ。
これにより毎日のカロリー管理が容易になり、理想の体型を目指すための消費カロリーの達成に向けて、適切なワークアウトの提案も行なう。「HUAWEI Health」アプリでは約160種類以上のフィットネスプランを利用可能。すき間時間に手軽にフィットネスが行なえる。またワークアウトは100種類以上に対応する。
ゲストとして登壇したフィットネス系YouTuber「のがちゃんねる」ののが氏は、『FIT 3』を使用した感想を次のように伝えた。
「今回使ってみて、目標管理の機能が気に入りました。ただ目標を設定するだけではなく、達成状況に応じて目標を下げることや、今日の目標を達成するための具体的なトレーニングを提案されるので、目標を達成するために並走してくれるパートナーみたいな存在だと感じました」とのが氏。日常のカロリーが可視化されることで、健康に対する意識が向上すると言う。
『FIT 3』は睡眠モニタリングについても最新機能を搭載。睡眠時の心拍数や血中酸素レベル、呼吸数などのデータが追加された。これまではハイエンドモデルのみに搭載されていた睡眠中呼吸乱れ検知機能も利用可能になり、高精度データが確認できるようになった。