レノボは、Snapdragon X Eliteを搭載した初の「次世代AI PC」として、「Yoga Slim 7x」と「ThinkPad T14s Gen 6」を発表した。
PCでは最高レベルのワットパフォーマンスを達成しつつ、NPUの処理能力は最大45TOPSを実現!
いずれも、12コアのQualcomm Oryon CPU、Adreno GPU、専用Qualcomm Hexagon NPU(Neural Processing Unit)を搭載したQualcommのSnapdragon X Eliteを採用したモデル。これにより、PCでは最高レベルのワットパフォーマンスを達成しつつ、NPUの処理能力は最大45TOPSを実現。また、Microsoft Windows 11と次世代AI PCの最新の強化機能により、オフライン時でもより多くのAI機能を活用でき、シームレスな生産性と創造性を発揮できるとしている。
■Yoga Slim 7x
コンシューマー向けの14.5型ノートPC。プロセッサはSnapdragon X Eliteで、メモリは32 GB、ストレージは1TBを内蔵。OSはWindows 11をプリインストールする。
また、ディスプレイには、3K(2944×1840ドット)解像度のPureSight OLEDタッチパネルを採用し、sRGBとP3の色域を100%サポートしつつ、TUV Rheinland Low Blue Lightにも対応。さらに、フルHDのMIPI IR Webカメラや高性能4スピーカー・サウンドシステムなども搭載する。
本体寸法は約325×225.15×12.9mm、質量は約1.28kg。インターフェースはUSB4 Type-C×3を装備する。
発売日は2024年6月18日。販売価格は249,700円。
■ThinkPad T14s Gen 6
ビジネスユーザー向けの14型ノートPC。プロセッサはSnapdragon X Eliteで、メモリは最大64 GB、ストレージは最大1TBを内蔵し、OSはWindows 11をプリインストールする。
また、ディスプレイには有機ELパネルを採用。さらに、物理カメラシャッターを採用するフルHDのMIPIカメラを搭載し、Windows Hello顔認証にも対応する。
本体寸法は約313.6×219.4×16.9mm、質量は約1.24kg。インターフェースはUSB Type-A×2、USB Type-C×1を装備する。
発売日および価格は未定。
関連情報
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構成/立原尚子