1949年創業のカメラブランド、ヤシカジャパンが4K対応のナイトビジョン「YASHICA Vision」を発売

2024.05.24

日本発・1949年創業のカメラメーカー、ヤシカジャパンは同社が展開するYASHICAブランドより、ブランド史上初となる4K対応のナイトビジョン「YASHICA Vision」を開発。

2024年6月4日午前11時より、クラウドファンディングサイト「GREENFUNDING」にて先行販売プロジェクトを開始する。

「YASHICA Vision」の一般販売価格は4万9000円(税込)。GREENFUNDINGでは最大35％オフから支援を募集する予定だ。

「YASHICA Vision」の主な特徴

驚異的な0.0037luxの感度とF/1ワイドアパーチャーにより、光の取り込みを最大化。フルカラーで可能な限り多くの情報を引き出し、低照度のシナリオをシャープで高解像度のビジュアルに変換するなど、厳しい照明条件下でも鮮やかな色彩のスペクトルを映しだす。

YASHICA独自の画像処理技術は、赤外線技術を活用し、画像信号処理（ISP）を強化するためにAIを利用。

これにより、ルクスレベルの低い低照度下でのカラーイメージングが容易になり、より自然な色再現と高いダイナミックレンジを獲得する。

AIは、豊富な画像データを分析することで、ノイズ低減、コントラスト強調、光補正など、さまざまな処理や調整を実行。画像を最適化して、より洗練された仕上がりを実現する。

また使い続けることでアルゴリズムを読み取り、時間の経過とともに画像処理能力を継続的に向上させることができるようになる。

「YASHICA Vision」は暗闇の中、最大600m先までスキャンが可能。その能力は、他にはない優れた技術と言えるだろう。

たとえ日中であっても、この優れたテクノロジーにより、わずか0.5mの近さから見渡す限りの遠方くまで鮮明に映し出し、驚くほど正確に、そして美しくとらえることができる。

「YASHICA Vision」は、最大4Kビデオと5800万画素の画質を提供することで、夜間の探索体験を再定義している。この機能は、双眼暗視装置の他の機能と相まって、完全な暗闇の中でも、これまでにない鮮明さで夜を捉えることを可能にするものだ。

本体に大容量の充電式5000mAhリチウム電池を内蔵。赤外線（IR）イルミネーターをオフにした状態（フルカラーモード）で、デバイスは最大16時間動作することが可能。

また、IRイルミネーターをオンにした場合でもIRレベル1で最大10時間、IRレベル3で最大5時間の動作時間を保証している。

また5年間の無料バッテリー交換サービスも用意。これは購入後5年間、「YASHICA Vision」のバッテリーに何らかの問題が発生した場合にYASHICAが無償でバッテリーを交換するサービスだ。

「YASHICA Vision」はIP65の防水・防塵性能も装備。あらゆる方向からの埃の侵入や低圧の噴流水（6.3mm）を防ぎ、様々な環境下での夜の冒険に理想的なパートナーとなる。

構成／清水眞希