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日本橋髙島屋にてミニチュア写真家・田中達也氏の展覧会「田中達也展 みたてのくみたてMINIATURE LIFE・MITATE MIND」が8月1日よりスタート

2024.05.26

髙島屋はミニチュア写真家・田中達也氏の展覧会「田中達也展 みたてのくみたて」を2024年8月1日から28日まで日本橋髙島屋S.C.本館 8階ホールにて開催すると発表した。

左:列車のくみたて 右:なんでも現代美術館

「田中達也展 みたてのくみたて」とは

田中達也氏は、日常にあるものを別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDAR」を、2011年からInstagramで毎日発表し続けているミニチュア写真家・見立て作家だ。

丸眼鏡を自転車に、ソフトクリームをウェディングドレスに見立てた作品には、言葉遊びを交え、ウィットに富んだタイトルもつけられていまる。

本展覧会では、田中氏の「見立て」の発想をテーマに、日本初公開のミニチュア作品約160点の作品を「HOME」、「FORM」、「COLOR」、「SCALE」、「MOTION」、「LIFE」、「WORLD」の7つのゾーンに分けて展示。さらに、大人気絵本のキャラクターやフォトスポットにもなる大型作品も展示することで、見立ての世界を体感できるという。

また、すべての作品が撮影可能な展覧会となっている。

■展覧会開催にあたって~田中達也氏のコメント

「どうしてアイデアが尽きないのですか?」私はよくそう訊ねられます。2011年から毎日作品を発表している中で、どうやって頭の中で見立てのアイデアを探し、組み立てているのかを意識できるようになりました。今回の展覧会に「みたてのくみたて」というテーマを選んだのは、皆さんの質問に自分なりの答えを示したい気持ちがあったからです。

<田中達也(たなかたつや)氏プロフィール>
011年、ミニチュアの視点で日常にある物を別の物に見立てたアート「MINIATURE CALENDER」を開始。以後、毎日作品をインターネット上で発表し続けている。2017年より「MINIATURE LIFE展」を国内外で開催。2017年NHK連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックを担当。2020年ドバイ国際博覧会日本館クリエイターとして参画。近年は絵本作家としても活躍。絵本「くみたて」「おすしが ふくを かいにきた」など。

「田中達也展 みたてのくみたて」〜展示構成

「見立て」の発想の起点を「HOME」、「FROM」、「COLOR」、「SCALE」、「MOTION」、「LIFE」、「WORLD」の7つのゾーンに分けて展示し、田中氏のアイデア創出の原点を解き明かしていく。

■HOME 暮らしから考える

この波にかける

「HOME」の部屋では、身近にあるものや日常的に見慣れたものから着想を得た作品を展示する。「見立て」の面白さは、私たちの身の回りにある日用品など一般的に知られているものを、別のものに変換することによって面白みが生まれるという所にある。
【作品点数】 写真15点/ミニチュア8点/パネル6点/フォトスポット「甘い生活」

■FORM 形から考える

左:メガネでかけ回る 右:胞子の帽子

「FORM」の部屋では、物体の「形」に着想を得た作品を展示している。田中氏は「見立て」のアイデアを考える際に、形を簡略化しシンプルに捉えた上で、考えを発展させていく。

例えば、四角い積み木の上に三角形の積み木を置くと、「家」ができる。積み木のような基本の形を使い考えることで、様々なアイデアを探っていく。形や特徴を簡単なものに置き換えて考えることで、新しいアイデアを見つけ出している。
【作品点数】 写真14点/ミニチュア8点/パネル7点/フォトスポット「メガネでかけ回る」

■COLOR 色から考える

アイスることを誓います

「COLOR」の部屋では、「色」に着想を得た作品を展示する。例えば、海をイメージするときに、青を思い浮かべることがある。しかし、実際には波の荒い灰色の海や、南国のエメラルドグリーンの海、夕景の茜色に染まった海など、様々な色の海が存在する。「海といえば青」というように、色のイメージを簡略化することで、連想しやすい見立てのモチーフを見つけやすくなる。
【作品点数】 写真12点/ミニチュア9点/パネル7点/フォトスポット「アイスることを誓います」

■SCALE スケールを考える

コーンなバッグはいかがでしょう?

「SCALE」の部屋では、形や色などとは異なる、「大きさ」に注目した作品を展示している。大きさの基準を変えることで、同じモチーフでも印象に変化をつけることができる。例えば、ホッチキスの針を1/24スケールで見ると書類の束に見えるが、1/2500スケールで見るとビルに見えるなど印象に変化をつけられる。
【作品点数】 写真11点/ミニチュア6点/パネル2点/フォトスポット (現在調整中)

■MOTION 動きや変化から考える

「MOTION」の部屋では、「動き」や「変化」に注目した作品を展示。例えばメトロノームの振り子の動きをシンプルに捉えると左右を往復する動きになるように、「往復するもの」や「回転するもの」のように形は異なっていても、動きが似ているものから連想して、見立てを導き出すことができる。
【作品点数】 写真6点/ミニチュア4点/動画5点

■LIFE 生き物におきかえる

おすしが ふくを かいにきた

「LIFE」の部屋では、寿司やアイス、ソーセージなどが買い物客や店員に擬態した仮想世界がテーマの著書『おすしが ふくを かいにきた』の世界を体感できる。まぐろの刺身を着たお寿司が新しい洋服を買いにきて、エビやサーモンを前に、どのネタに着替えるか迷っているシーンを表現したミニチュアなどを展示している。
【展示点数】 写真14点/ミニチュア4点/パネル1点/フォトスポット「おすしが ふくを かいにきた」

■WORLD 世界共通のことから考える

プロポーズの切り札

「WORLD」の部屋では、多様性が謳われる時代においても、世界各国に共通するものをテーマにした作品を展示する。一人ひとり「違い」があることを前提に、同じ地球上に暮らす人間としての「共通点」を見立てに落とし込んだ作品を通じて、「世界はおなじである」という田中氏からのメッセージも感じ取れるはずだ。
【作品点数】 写真13点/ミニチュア6点

<フォトスポット情報>

本展覧会にはフォトスポットとなる大型作品を複数個所に展示している。オブジェと一緒に写真を撮ることで、田中氏のミニチュアの世界を体感できる。

(C)Tatsuya Tanaka

開催概要

展覧会名/「田中達也展 みたてのくみたて MINIATURE LIFE MITATE MIND」
会期/2024年8月1日(木)〜8月28日(水)
※21日(水)は休業
入場時間/午前10時30分~午後7時(午後7時30分閉場)
※最終日は午後5時30分まで(午後6時閉場)
会場/ 日本橋髙島屋S.C.本館 8階ホール
アクセス/
・JR「東京駅」八重洲北口から徒歩5分
・東京メトロ 銀座線・東西線「日本橋駅」直結
・都営地下鉄 浅草線「日本橋駅」から徒歩4分
料金/
・当日券 一般:1200円(税込) 大学・高校生:1000円(税込) 中学生以下:無料
・前売券 一般:1000円(税込) 大学・高校生:800円(税込)

関連情報
https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/

構成/清水眞希

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