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インスタグラムをみている時、相手のプロフィール画面に「ユーザーが見つかりませんでした」と表示されて驚いた経験がある人もいるだろう。
また、自分のインスタグラムのプロフィール画面に「ユーザーが見つかりませんでした」と表示されて焦ったことがある人もいるかもしれない。
これらはアカウントの様々な問題が原因で起こり、対処が必要なものもある。
本記事ではインスタグタムで「ユーザーが見つかりませんでした」と表示される原因と対処法を解説する。
相手のインスタグラムで「ユーザーが見つかりませんでした」と表示される原因
インスタグラムで相手のプロフィール画面を開こうとした際に突然、「ユーザーがみつかりませんでした」と表示される場合は、何らかの原因でアカウントがなくなっているからだ。
たとえば、次のような原因が考えられる。
- ブロックされている
- アカウントを一時停止している
- アカウントを削除している
- ユーザーネームが変更されている
- アカウントが凍結されている
それぞれについて解説する。
■1.ブロックされている
インスタグラムには、特定のユーザーに自身が投稿した写真・動画・コメント等を一切見られないようにする、ブロックという機能がある。
この機能はDM(ダイレクトメッセージ)やフォローリクエストの送信といったやり取りも全て制限される。
そのため、相手にブロックされていると、プロフィール画面を開いたときに「ユーザーが見つかりませんでした」と表示されてしまうのだ。
ブロックされている場合に相手のプロフィール画面は次のように表示される。
- ユーザーネーム、アイコンは表示されたまま
- 投稿一覧、URL以外のプロフィール文、フォロー/フォロワー数は非表示になる
- フォロー中/フォローするボタンが消え、「ユーザーが見つかりません」と表示される
したがって、ユーザーネームとアイコンが表示されれば、ブロックされている可能性がある。
■2.アカウントを一時停止している
相手がインスタグラムのアカウントを無効にすると、存在していないアカウントと同じように扱われる。
そのため、相手のプロフィールを開こうとすると「ユーザーが見つかりませんでした」のエラーが表示されてしまう。
無効になっているアカウントは、再度有効化されるまで表示されず、検索することもできなくなる。
一時停止の場合は、アカウント情報やフォロー、フォロワー、投稿などはそのまま残り、ユーザーネームも残るため、アカウントが再度有効化された場合は、見ることができるようになる。
■3.アカウントを削除している
相手がアカウントを削除すると、そのアカウントのプロフィール、投稿、コメントなどはすべてインスタグラムから永久に消去される。
他のユーザーはそのアカウントを検索や閲覧できなくなり、「ユーザーが見つかりませんでした」のエラーが表示されてしまうのだ。
インスタグラムでは、退会をしてもDMの履歴やプロフィールページ自体は残ってしまう。
しかし表示されるのは、次の内容である。
- ユーザーネームが非表示になり、代わりに「Instagramユーザー」と表示される
- 初期アイコンが表示される
- 投稿一覧、URL以外のプロフィール文、フォロー/フォロワー数は非表示になる
- フォロー中・フォローするボタンが消え、「ユーザーが見つかりません」と表示される
ユーザーネームが非表示になっている場合は、アカウントが削除された可能性が高いだろう。
■4.ユーザーネームが変更されている
アカウントのユーザーネームは、プロフィールを編集することで変更できる。
ユーザーネームを変更するとプロフィールのURLも変更されるため、古いプロフィールを開く際に「ユーザーが見つかりませんでした」が表示されてしまう。
その場合は、新しいユーザーネームで検索して表示されるか確認すると良い。
新しいユーザーネームが分からない場合は、以下の方法でユーザーアカウントを見つけられる可能性がある。
- 共通のフォロワーや友人を確認する
- 古いメッセージやいいねなどの通知があれば確認する
- 知っている場合は本名で検索する
どうしても投稿を見たい場合は、これらの方法を試すと良いだろう。
■5.アカウントが凍結されている
相手がインスタグラムの利用規約に違反して、アカウントの使用が禁止されている場合も、「ユーザーが見つかりませんでした」というエラーが表示される。
利用規約に違反する行為として、次のようなものがある。
- 著作権の侵害
- ヘイトスピーチ
- スパム行為
- 不適切なコンテンツ
違反の理由によってはアカウントが永久に削除されることもあり、そうすると見ることはできなくなる。
自分のインスタグラムで「ユーザーが見つかりませんでした」と表示される原因と対処法
自分のインスタグラムで「ユーザーが見つかりませんでした」と表示される原因は次のようなことが考えられる。
- アカウントが凍結された
- アカウントが第三者に乗っ取られて削除された
- インスタグラムの不具合
それぞれについて対処法も合わせて解説する。
■1.アカウントが凍結された
自分のアカウントで不快な投稿や、不適切なコメント、嫌がらせメッセージ、著作権侵害や悪質なスパム行為があると、他のアカウントユーザーから報告され、アカウントが凍結される可能性がある。
また、コミュニティガイドラインに違反する投稿をした場合も、アカウントが凍結される可能性がある。
<対処法>
凍結された場合は、何もしなければ解除されない。
もし、健全にインスタグラムを運用していたにも関わらず、アカウントが凍結してしまった場合は、エラー画面の下にある異議申し立てを行うようにしよう。
異議申し立てが承認されれば、アカウントの凍結が解除されることもある。
しかし、明らかに違反があった場合や異議申し立てが却下された場合、そのアカウントは使用できなくなる。
その場合は新しいアカウントを作成することになるが、再び凍結されることのないよう、自分のインスタ運用について見直すと良い。
■2.アカウントが第三者に乗っ取られて削除された
第三者によってアカウントを乗っ取られ、アカウントを一時停止あるいは削除されるという可能性もある。
<対処法>
第三者にアカウントを乗っ取られて、ユーザーネーム・パスワードを変更されていない限り、削除されてから30日以内であればアカウントは復元できる。
そのため、すぐにユーザーネーム・パスワードでログインし直してみると良いだろう。
また、乗っ取り防止のために、二段階認証を設定してしておくと安心である。
■3.インスタグラムの不具合
インスタグラムの運営側で、不具合が起こっている場合も表示されないことがある。
<対処法>
- SNSなどでインスタグラムの不具合情報がないか確認
※情報が見つかった場合は、不具合が解消されるのを待つしかない。
特に情報がない場合は以下の方法を試すと良い。
- アプリ・デバイスの再起動
- アプリのバージョンを最新にアップデート
- アプリをアンインストールして再インストール
- アプリのキャッシュクリア
一時的な不具合の場合は、これらの方法で解決することがあるので試してみると良いだろう。
まとめ
相手のインスタを見ようとしたときに「ユーザーが見つかりませんでした」と表示された場合は、アカウントが何らかの理由で削除されたり一時停止されたケースが多い。
また、自分のアカウントが乗っ取られることがないよう、2段階認証にするなど、セキュリティを確実にすることが大切である。
構成/編集部