キッチンハサミのみを使って調理した「空中料理」=手料理と考える人は29.3%
料理に使用する調理器具の違いによってどこからが手料理だと思うかを聞くと、包丁とまな板を使うことに慣れている日本人らしく、48.6%の人が、包丁とまな板、またキッチンハサミも併用して調理した料理を手料理と認めているという結果になった※。
一方で、「キッチンハサミのみを使って調理した料理(空中料理)」を手料理だと考える人が、29.3%という結果になり、包丁とまな板を使用した料理=手料理と考える人が多数派な中で、空中料理も手料理と認められ始めていることがわかった。
10人に約6人がキッチンハサミを使用した料理をやってみたい
最後に、包丁とキッチンハサミを使うメリット※があるとしたら、今後、「キッチンハサミのみの料理」「包丁とキッチンハサミのどちらも使用しての料理」をしてみたいかと聞くと、10人に約6人が使ってみたいと回答した。今後、日本のキッチンにおいても、キッチンハサミが主役として使われる料理のシーンが増える兆しが見えてきた。
※包丁とキッチンハサミを使った料理のメリット
・包丁とキッチンハサミのどちらも使用して料理すると、スムーズに調理ができて時短につながる。
・レトルト食品などに、キッチンハサミを使って具材を追加すると栄養的で、まな板を使わないため洗い物が減る。
・まな板を使わないため衛生的でもある。
<調査概要>
・調査名:キッチンハサミと料理に関する意識調査
・調査期間:2024年4月17日~2024年4月19日
・調査方法:インターネット調査
・調査人数:890人
・調査対象:「包丁・まな板、キッチンハサミを使うような料理(自炊)を
週に1~2回以上する」と回答した20代~50代
出典:コクヨ調べ
構成/こじへい