コロナ禍では外食する機会が減り、自炊することが増えたという人も多いと思う。ではここ数年で調理家電の利用状況はどのようになったのだろうか。
日本最大級の料理インフルエンサープラットフォーム「フーディストサービス」は、会員ユーザーを対象に、所有している調理家電や効果、ここ数年で使用が増えた調理家電など「調理家電」をテーマにしたアンケートを実施した。
使用している調理家電の1位は「電子レンジ」、所有率は98%
現在使用している「調理家電」として、「電子レンジ・オーブンレンジ(98%)」、「炊飯器(80%)」、「トースター(72%)」の順となり、上位3品目が70%を超えており、所有率の高さがうかがえる。
「調理家電」の活用で変化があったことに対して、「効率がよく調理ができた(70%)」、「調理時間が短縮できた(65%)」、「料理に品数やレパートリーが増えた(53%)」が上位となった。
上位の結果において、人気の高かった「調理家電」は下記のとおり。さまざまな機能やサイズの商品が展開されている「電気調理鍋(自動調理鍋)」の満足度が高い結果に。
調理時間が短縮できた
電気調理鍋 74%
ホットサンドメーカー 71%
トースター 69%
効率よく調理ができた
電気調理鍋 81%
フードプロセッサー 77%
ホットサンドメーカー 77%
料理の品数やレパートリーが増えた
ジューサー 69%
ヨーグルトメーカー 66%
電気調理鍋 65%
調理家電を購入するときに重視すること「手入れや掃除が簡単」「操作がしやすい」などの仕様面が上位
「調理家電」を購入する際に重視する点は「手入れや掃除が簡単(68%)」「操作がしやすい(59%)」といった仕様面が上位になった。次いで「調理が楽になる(57%)」「調理が時短になる(48%)」など効率を重視する傾向がみられる。
「調理家電の購入後、使い方やレシピのアイデアなどを得るツール」として、メーカーの公式サイトやSNS(63%)、Instagram(57%)、ネット検索や関連するハッシュタグでの検索(50%)となった。いつでも・どこでも閲覧ができるネットやSNSが支持されていることがわかる。