自然な風味が食欲をそそる蕎麦は、栄養も豊富で暑くなるこれからの季節、食が細くなっても食べやすい食品だ。一方、うどんも捨てがたい。では「そば派」と「うどん派」どちらが多いのだろうか。
このたびLINEリサーチでは、全国の10〜60代を対象に、「そば派」か「うどん派」か、またその理由について調査したので、結果をお伝えしよう。
全体では「うどん派」が高い結果に。男女・年代別では差がみられる
「そば」と「うどん」どちら派かを聞いたところ、全体では「そば派計※1」が43%、「うどん派計※2」が55%という結果になり、「うどん派計」のほうがやや高いことがわかった。
※1「そば派」「どちらかといえば「そば」派」の合計
※2「うどん派」「どちらかといえば「うどん」派」の合計
男性でみると「そば派計」が52%、「うどん派計」が46%となり、やや「そば派」のほうが高い割合に。10~20代の男性では、「うどん派計」のほうが高い割合で、6割前後となっている。
30代男性では「そば派計」と「うどん派計」にほぼ差はなく、40代男性では「そば派計」が「うどん派計」を上回り、50~60代の男性では「そば派計」が6割超と高くなっていた。40~60代の男性では、「そば派」と回答した人も3割台後半~4割強という結果に。
若年男性は、「うどん派計」、40代以降の男性は、「そば派計」の割合が高く年代で違いがみられる。
一方女性をみると、「そば派計」が34%、「うどん派計」が65%と、「うどん派計」が圧倒的に高い割合となっていた。また、すべての年代でも「うどん派計」が上回っていることも判明。10~20代女性では「うどん派計」が7割台と高くなっている。
30~40代女性でも、「うどん派計」は6割超の高い割合だが、30代以上の女性では「どちらかといえばうどん派」の割合が高い傾向がみられ、60代女性では5割弱となっていた。若年女性のほうが、だんぜん「うどん派」が多いようだ。
年代別にみると、「うどん派計」は若い年代ほど割合が高くなっており、10代では7割超、20代では6割超となっていた。
一方「そば派計」は、年代が上がるほど割合が高くなる傾向にあり、50~60代では5割超という結果に。
グラフにはないが、エリア別にみると北海道、東北、関東、中部では「そば派計」と「うどん派計」に大きな差がなく、拮抗している様子がみられる。
近畿以西の西日本では「うどん派計」が圧倒的に高く、特に四国では「うどん派計」が7割超であった。