日本人の2人に1人がかかると言われるがん。早期発見が生存率向上につながるとされているが、そのために定期検診を受けている人はいったい、どれくらいいるのだろうか?
Craifはこのほど、全国のがん経験者を対象に「がんに対する意識調査」を実施し、700名から回答を得た。
約半数が、定期的にがん検診を受けていなかったと回答
がんと発覚する前のがん検診の受診頻度を尋ねたところ、「受診したことがない」人が約4割いることがわかった。さらに、「数年に一度程度」「数回程度」「一度だけ」と、がん検診が定期的な習慣となっていない層も含めると、合わせて約半数が定期的にがん検診を受けていなかったことがわかった(n=700)。
がんと発覚する前、がん検診を定期的に受けていなかった理由、1位「面倒」2位「いつでも受診できる」3位「経済的に負担」
がん検診を定期的に受けていなかった理由を尋ねたところ、「面倒だから」が26.3%と最も多く、「いつでも医療機関を受診できるから」が16.9%、「経済的に負担になるから」が15.0%と続いた(n=373)。
がん経験者の6割以上は、がんと発覚するまでがんに対する不安なし
がんと発覚する前の、がんに対する意識を尋ねたところ、不安を感じていなかった人が6割以上いることがわかった(n=700)。