象印マホービンは、圧力IH炊飯ジャー「炎舞炊き」シリーズの新たな最上位機種「NW-FC型(5.5合炊き/1升炊き)」を2024年6月21日に発売する。価格はオープン。公式オンラインストアでの販売価格は5.5合炊きの「NW-FC10」が159,500円、1升炊きの「NW-FC18」が167,200円。カラーは濃墨(こずみ)と絹白(きぬしろ)の2色を用意する。
さらっと食べやすい「粒立ちがゆ」メニューも新たに搭載!
「炎舞炊き」は、“象印、百年目の最高傑作”として2018年より発売が開始された圧力IH炊飯ジャーシリーズ。かまどの炎のゆらぎに着目し、底IHヒーターを複数に分けそれぞれ独立制御する「ローテーションIH構造」を搭載したシリーズで、既存の圧力IH炊飯ジャーを超える炊き上がりのおいしさなどで大きな話題となり、発売から約6年で累計出荷台数77万台を突破している。
そんな「炎舞炊き」に、さらなるおいしさの向上のために、内釜の素材である「鉄」の純度を見直した、新モデル「NW-FC型」が登場。「炎舞炊き」で採用している「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」は、発熱効率・蓄熱性が高い「鉄」素材を、熱伝導率の高い「アルミ」と耐久性に優れた「ステンレス」に組み込んでいるが、「NW-FC型」では、「炎舞炊き」の大火力を活かしお米に熱を伝えるように、「鉄」を不純物の少ない素材に見直すことで、発熱効率を高めている。
↑「鉄」の純度を見直すことで発熱効率が高まった「鉄(くろがね仕込み)豪炎かまど釜」
また、普段の食事でも楽しめる「粒立ちがゆ」メニューを新たに搭載したのも特徴。療養食としてのイメージが強いおかゆだが、昨今、健康志向が高い人中心に人気が高まっていることから、さらっとしていてお米の粒感を楽しめる「粒立ちがゆ」メニューを通常の「おかゆ」メニューに追加したのだ。
↑「粒立ちがゆ」メニューの調理例(左から「鮭と明太子のおかゆ」「きのことじゃこの卵がゆ」「ベトナム風海鮮がゆ」「チーズオムライス風がゆ」)
さらに、従来モデル同様、縦横無尽にお米を舞い上げる、激しい対流を実現した「3DローテーションIH構造」を採用し、炊飯や保温時の温度を細かく見張る「6つのセンサー」も内蔵。家族好みの食感が見つかる121通りの「わが家炊き」メニューや、簡単に好みの食感に炊き分けることができる15通りの「炊き分けセレクト」メニュー、炊きたてはもちろん、レンジで解凍してもふっくらおいしい「冷凍ごはん」メニューなども搭載する。
「NW-FC10」の主な仕様は、炊飯容量が0.09~1.0L(0.5~5.5合)、炊飯時消費電力が1,240W。外形寸法は約幅26×奥行33×高さ23.5mm、質量は約8.0kg。
「NW-FC18」の主な仕様は、炊飯容量が0.18~1.8L(1合~1升)、炊飯時消費電力が1,370W。外形寸法は約幅29.5×奥行36×高さ26.5mm、質量は約9.5kg。
製品情報
https://www.zojirushi.co.jp/syohin/rice/ricecooker/nw-fc/#container
構成/立原尚子