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どういう意味?「同じ穴の狢」の言葉の由来と正しい使い方

2024.06.17

同じ穴の狢の対義語

同じ穴の狢の対義語として、次の言葉があげられます。

・犬猿の仲(けんえんのなか)

・月とすっぽん(つきとすっぽん)

・提灯に釣鐘(ちょうちんにつりがね)

犬猿の仲とは、お互いの仲が非常に悪いという意味です。犬と猿は相性が悪いとされているため、それほど仲が悪いということを表しています。相容れない関係性という点で、お互いに似たもの同士という意味の「同じ穴の狢」とは反対の言葉といえるでしょう。

月とすっぽんは、隔たりが大きすぎて、比べものにならないという意味です。また、釣り合いがとれていないという意味もあります。月とすっぽんは同じように丸いものの、比較にならないほどその違いは大きいことをたとえにしています。 

提灯に釣鐘とは、物事に釣り合いが取れていないという意味です。提灯と釣鐘は形は似ているが、重さに格段の開きがあることをたとえにしています。

【例文】

・経理部のAさんは同僚のBさんと犬猿の仲で、会話をしている様子をみたことがない

・彼とは出身大学も勤め先も違いすぎて、月とすっぽんもよいところだ

・思い切ってブランドの高価なバッグを買ったものの、合わせる服がなく、どれも提灯に釣鐘だ

参考:デジタル大辞泉

同じ穴の狢の意味を正しく覚えよう

同じ穴の狢とは、一見すると関係ないようにみえるが、実際は同類であるという意味です。基本的にネガティブな意味で使われるため、ただ似ているという意味で使うのは適切ではありません。

類義語には五十歩百歩やどんぐりの背比べがあり、多義語には犬猿の仲や、月とすっぽんなどがあげられます。一緒に覚えておくと、語彙力が高まるでしょう。

構成/須田 望

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