ハイセンスジャパンは、Mini LEDと量子ドットを搭載した4K液晶テレビ「U8Nシリーズ」を2024年5月中旬に発売する。85V型の「85U8N」、75V型の「75U8N」、65V型の「65U8N」、55V型の「55U8N」の4モデルを用意し、価格はいずれもオープン。市場想定価格は「85U8N」が36万円前後、「75U8N」が28万円前後、「65U8N」が20万円前後、「55U8N」が17万円前後。
映像エンジンには、TVS REGZAと共同開発した「HI-VIEWエンジンII」を採用!
「U8Nシリーズ」は、明るく高コントラストの映像を実現するMini LEDバックライトと純度の高い色を実現する広色域量子ドットを採用した4K液晶テレビ。低反射&広視野角パネルを採用し、HDRはHDR10、HLG、HDR10+、HDR10+Adaptive、Dolby Vision、Dolby Vision IQをサポートする。
また、映像エンジンには、TVS REGZAと共同開発した「HI-VIEWエンジンII」を採用。地上/BS/CSデジタル放送、4K放送、ネット動画、ゲームなどのコンテンツをAIが認識することで、自動的に最適な高画質に調整する。
さらに、ネット動画の特性に合わせた高画質処理を行ない、コントラスト・精細感をアップしなめらかな映像を再現する「バンディングノイズ制御」や、フレーム補間と3Dノイズリダクションにより、動きの速いスポーツでも残像感の少ない映像を実現する「クリアモーションPro」、画面の動きやフレームの揺れが激しい時、被写体を自動的に探知して、それに合わせてフレームの揺れを低減する「フレームジャダー低減」にも対応する。
このほか、ネット動画に関しては、独自プラットフォーム「VIDAA OS」を採用し、Netflix、Amazon Prime Video、Disney+、YouTube、DAZNなどの動画サービスを楽しむことが可能。
音響面では、左右メインスピーカーとサブウーファーを搭載した3スピーカーシステムを採用し、Dolby Atmosもサポート。部屋の環境に適したサウンドを自動設定する「オーディオキャリブレーション」も利用できる。
ゲーム機能では、144Hz VRR(可変リフレッシュレート)に対応(「55U8N」を除く)し、リフレッシュレートとフレームレートとのコマ落ちや入力遅延によって発生する、映像のちらつきやカクツキを軽減。約0.83msの低遅延を実現する「ゲームモードPro」やゲームプレイに特化した「ゲーミングメニュー」も用意する。
本体サイズ/質量は、「85U8N」が189.9×115.8×37.7cm/43.0kg、「75U8N」が167.3×103.2×33.8/29.5kg、「65U8N」が144.9×90.4×29.5/20.6kg、「55U8N」が123.0×78.1×29.4/15.8kg(いずれもスタンド含む)。全モデルともに、画素数は3,840×2,160ドットで、チューナーはBS4K/110度CS4K×2、地上デジタル(CATVパススルー方式対応)×3、BS/110度CSデジタル×3を搭載する。
製品情報
https://www.hisense.co.jp/tv/u8n/
構成/立原尚子