ベンキュージャパンは、ゲーミングモニターブランド「MOBIUZ」から、31.5型4Kゲーミングモニター「EX321UX」を2024年5月31日に発売する。価格はオープン。市場想定価格は265,000円前後。
ミニLED×量子ドットで高輝度、広色域を実現!
「EX321UX」は、4K UHD(3,840×2,160)解像度、リフレッシュレート144Hzの31.5型IPS液晶パネルを搭載したゲーミングモニター。最大の注目ポイントは、ミニLEDと量子ドット技術を採用しているところ。1,152ゾーンに細分化されたミニLEDにより、高輝度を実現しているうえ、量子ドット技術により、広色域での色彩表現にも対応しているのだ。
また、色表現やコントラストを最適化するAI搭載エンジン「PixSoul」を搭載し、表示するコンテンツごとに最適な色味でゲームプレイを楽しむことが可能。AIによるコントラスト自動調整機能「Shadow Phage」も備えており、内蔵チップのAIアルゴリズムがコンテンツを検知し、バックライトのゾーンごとのコントラストを自動調整することで、より鮮明かつリアルな映像表示を実現する。
さらに、MOBIUZシリーズに共通する、20段階の輝度調整機能「Light Tuner」や色の鮮明さを際立たせる機能「Color Vibrance」と組み合わせることで、よりゲームの世界観にマッチした映像表示が可能だ。
このほか、さまざまなゲームの世界観に適した映像表示ができるよう、新たに3種類のカラーモード「ファンタジーモード」「Sci-Fiモード」「リアリスティックモード」を搭載しているのも特徴。「ファンタジーモード」では、明暗のコントラストを調整することで、キャラクターの装備や影にある物体の質感をより鮮明に映し出し、「Sci-Fiモード」では、コントラストに加えて色の彩度を調整することで、SFジャンルのゲームにおいて金属などの質感をリアルに表現。「リアリスティックモード」では、現実に近いコントラストや色彩調整により、有機的な質感や照明をより自然に再現する。
サウンド面の特徴としては、スピーカー非搭載となるが、Dolby AtmosやDTS:Xなどに代表される立体音響音声信号の伝送が可能なHDMI eARCをサポートし、7.1chサラウンドサウンドに対応。米ESS Technology社のSABRE DACも内蔵する。
接続面においては、HDMI eARC対応のHDMI 2.1のほか、DisplayPort 2.1、65Wの給電が可能なUSB Type-Cに対応する。
主な仕様は、表示色が約10億7,000万色、コントラスト比が1,000:1、輝度が700 cd/m2 (HDR時は1,000 cd/m2)、視野角が左右178°/上下178°、応答速度が1ms(GTG)。本体サイズはW714.4×H498.7~598.7×D306mm、重量は約9.7kg。インターフェースはHDMI 2.1×3(うち1ポートはeARC対応)、DisplayPort 2.1×1、USB Type-C(65W給電)×1、ヘッドフォンジャック×1を装備する。
製品情報
https://www.benq.com/ja-jp/monitor/gaming/ex321ux.html
構成/立原尚子