日立から2段シャワーで洗いムラを低減する全自動洗濯機「ビートウォッシュ」の最新モデルが登場

日立グローバルライフソリューションズは、全自動洗濯機「ビートウォッシュ」の新製品として、「BW-X120K」（洗濯容量12kg）、「BW-X100K」（洗濯容量10kg）、「BW-X90K」（洗濯容量9kg）、「BW-V100K」（洗濯容量10kg）、「BW-V80K」（洗濯容量8kg）の5機種を2024年6月中旬に発売する。

価格はいずれもオープンで予想実勢価格は「BW-X120K」が263,780円前後、「BW-X100K」が197,780円前後、「BW-X90K」が186,780円前後、「BW-V100K」が179,080円前後、「BW-V80K」が157,080円前後。なお、「BW-X120K」「BW-X100K」「BW-X90K」の3機種は、液体洗剤・柔軟剤の自動投入に対応したモデルとなる。

「ナイアガラ2段シャワー」で、低水位時の高濃度洗剤液の浸透を促進し、洗いムラをさらに低減！

いずれも、高濃度洗剤液と大流量で高い洗浄力を実現するとともに、布傷みも抑えてスピーディーに洗う「[衣類長もち]ナイアガラ ビート洗浄」に、従来の上段シャワーに加えて下段シャワーを設けた「ナイアガラ 2 段シャワー」を新搭載したモデル。従来は洗濯羽根によるかくはんにより、高濃度洗剤液を衣類に浸透させていたが、新製品では、低水位時に下段のシャワーで、衣類に高濃度の洗剤液を散布して浸透を促進することで、洗いムラをさらに低減するという。

また、従来機種「BW-X120J」（洗濯容量12kg）で採用している洗濯中の様子が見える透明窓や、洗剤と柔軟剤の手動投入口の一体化を、洗濯容量10kgから8kgの4機種にも展開。新設計となるこの4機種では、衣類の投入口の高さを低くし、洗濯槽の深さを浅くすることで、投入口から洗濯槽の底までの深さが短くなり衣類が取り出しやすくなるなど、使い勝手に配慮したほか、洗濯運転時に発生するホコリ・糸くずを捕集する「[抗菌] 糸くずフィルター」も従来機種の2個から大容量サイズの1個に変更し、お手入れの手間を軽減する。

さらに、「おしゃれ着」コースの運転時間を従来機種から約3割短縮。従来は遠心力による押し洗いをしていたが、本製品では新たに弱いかくはんを加えることで、洗濯羽根「ビートウィングプラス」の中央の穴から循環水を引き込む「スピード浸透水流」を発生させる。これにより、セーターやスカート、ワンピースなどお気に入りの衣類をやさしく30分で洗い上げる。

外形寸法/質量は「BW-X120K」が幅640×奥行650×高さ1,077mm/約55kg、「BW-X100K」「BW-X90K」「BW-V100K」が幅608×奥行650×高さ1,000mm/約39kg、「BW-V80K」が幅608×奥行610×高さ930mm/約36kg。本体カラーは「BW-X120K」「BW-X100K」「BW-V100K」がホワイト、「BW-X90K」がホワイトラベンダー、「BW-V80K」がホワイトまたはホワイトラベンダー。

↑左から「BW-X120K」（ホワイト）、「BW-X100K」（ホワイト）、「BW-X90K」（ホワイトラベンダー）

↑左から「BW-V100K」（ホワイト）、「BW-V80K」（ホワイト）、「BW-V80K」（ホワイトラベンダー）

このほか、｢ビートウォッシュ｣シリーズの新製品として、「おしゃれ着」コースの運転時間を短縮した全自動洗濯機「BW-V70K」と、「おしゃれ着」コースの運転時間の短縮に加え、1.5kgの化繊衣類を約60分で洗濯から乾燥まで運転できる「化繊」コースを新たに搭載したタテ型洗濯乾燥機「BW-DX100K」「BW-DV80K」も同時発売する。

洗濯容量は「BW-V70K」が7kg、「BW-DX100K」が10kg、「BW-DV80K」が8kg。価格はいずれもオープン。予想実勢価格は「BW-V70K」が142,780円前後、「BW-DX100K」が283,800円前後、「BW-DV80K」が217,800円前後。

関連情報
https://kadenfan.hitachi.co.jp/wash/

構成／立原尚子