厚生労働省の統計によると2023年の婚姻数は、戦後初めて50万人を下回った。では、適齢期を迎えているZ世代の結婚に対する意識はどのようになっているのだろうか。
サンマリエは、結婚願望を持つZ世代(20~26歳)の男女110名を対象に、Z世代の結婚に対する意識調査を実施したので、詳細をお伝えしよう。
Z世代が抱く結婚に対しての不安、「経済的な不安」が64.9%で最多
「Q1.現代の物価高騰をはじめとした経済・社会環境は、あなたの結婚に対する考え方にどの程度影響を与えていますか」と質問したところ、「非常に大きな影響を与えている」が35.5%、「やや影響を与えている」が49.1%という回答となった。
「Q2.あなたは結婚に対して、不安がありますか」と質問したところ、「かなりある」が41.0%、「ややある」が47.3%という結果に。
Q2で「かなりある」「ややある」と回答した人に、「Q3.結婚に対して、どのような不安がありますか(複数回答)」と質問したところ、「経済的な不安」が64.9%、「子育ての不安」が53.6%、「仕事と家庭の両立」が39.2%という回答となった。
Q3で「わからない/答えられない」以外を回答した人に、「Q4.Q3で回答した以外に、結婚に対して不安に感じていることがあれば自由に教えてください(自由回答)」と尋ねたところ、「経済的に不安」や「自由がなくなる」など49の回答を得ることができた。
<自由回答・一部抜粋>
・25歳:本当にこの人と結婚して良いのか。
・21歳:経済的に不安です。
・25歳:自由がなくなる。
・25歳:結婚したいが出来るかどうか。
・20歳:相手との意見が合うか。
・25歳:子育て。
・23歳:離婚しないか不安。