Data3|イートン、セーラージャケットも登場!
学ラン&セーラー服が激減のなぜ?
2015年は中学生男子の76.0%が詰襟、女子の49.2%がセーラー服だった(カンコー学生服調査)。
●着用の制服タイプ
※グラフの数字は、小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
※グラフの数字は、小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
カンコー学生服調査/調査時期:2023年7月 調査対象:全国の中学・高校生1200人
男子中学生は学ラン派がいまだに多い。一方、気になるのはごく少数ながら女子の制服に存在している謎の制服「イートン」。イートンは襟のないジャケット型の制服だそう。
セーラージャケットとは?
セーラー服とブレザーのハイブリッド制服。ブレザー化が進む中「セーラー服のデザイン性を残したい」という声で誕生した。
現代の高校生の制服の主流となったブレザー。もう卒業式の「第2ボタンください」も消滅か?
Data4|男子のスカートを許可する学校では1割が着用!
学校制服もジェンダーレスの時代へ
中学では冬でもコート着用禁止という校則が珍しくないので、実は女子のスラックスは実用的。スカートで生足出すのも大変なのだ。
●スカートを着用している※男子生徒(単数回答 n=380)
男子生徒のスカート着用を許可している学校では、11.8%の割り合いで実際にスカートをはいている男子が存在している。
●男子生徒のスカート着用許可率※(単数回答 n=1400)
男子のスカートを着用許可しているのは約3割。たとえ実際に着用する人が少なくても、選択肢がある世の中になってほしい。
●女子生徒のスラックス※採用率(単数回答 n=1400)
女子のスラックス制服の採用率は今や7割以上に。性自認の多様性以外にも「冬場に暖かい」という実用的な理由で着用する人も多い。
※グラフの数字は、小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
カンコー学生服調査 調査時期:2023年6月 調査対象:全国の中学・高校の教員1400人
取材・文/高山 惠 イラスト/フジノマ